東北道上りは激ヤバ渋滞! 高速道路「夏の渋滞」2018年完全検証!【東北編】の画像
東北道上りは激ヤバ渋滞! 高速道路「夏の渋滞」2018年完全検証!【東北編】の画像

 帰省に行楽、遠出が多くなる夏休み。車で出かける際に気になるのは、高速道路の渋滞ぶりだろう。今年のカレンダーは、13~15日の夏休みと11・12日の土日が連続するので、山場は1つになる集中型。つまり、渋滞の回数も規模も例年よりひどいことになりそうだ。ということで、ここでは各地域別に渋滞情報をまとめた。

 東北の渋滞の中心は東北道だ。同路線は、川口JCT(埼玉県)を発して、浦和、宇都宮、郡山、福島、仙台、盛岡、弘前を経由して青森に達する。

 東北道で注意すべき渋滞箇所は、(1)埼玉県内部分、(2)西那須野塩原IC・上河内SA付近(栃木県)、(3)福島トンネル付近、(4)大和IC付近(宮城県)、(5)古川IC付近(宮城県)の5か所。

 この5か所は、埼玉県から宮城県まで連続しており、最悪の場合、渋滞を追いかけるように走行してしまう可能性すらある。

11日の東北道・下りは“玉突き渋滞”の可能性!

 しかも、連休初日と目される11日(土)に、(1)埼玉県内部分で25km、(2)西那須野塩原IC・上河内SA付近で35km、(3)福島トンネル付近で20km、(4)大和IC付近で20kmの渋滞が予測されている。この日に東北道を利用する人は、覚悟が必要だ。

 12日の下りは、(2)で25km、(3)で10km、(4)で20kmを予測。

 13日の下りは、(1)で35km、(3)で20km。14日の下りは(1)で20kmと、ひと段落する。15日の下りは10km以上の渋滞は予測されていない。

東北道・上りの14日と15日は激ヤバ!

 11日~13日の上りは20km以上の渋滞が予測されておらず、比較的利用しやすい。しかし、14日以降には、連日の玉突き渋滞が予測されている。

●14日上り

  • (1)埼玉県内部分:25km
  • (2)西那須野塩原IC・上河内SA付近:25km、
  • (3)福島トンネル付近:15km
  • (4)大和IC付近:10km
  • (5)古川IC付近:20km

●15日上り

  • (1)埼玉県内部分:25km
  • (2)西那須野塩原IC・上河内SA付近:25km、
  • (3)福島トンネル付近:20km
  • (4)大和IC付近:10km
  • (5)古川IC付近:20km

●16日上り

  • (2)西那須野塩原IC・上河内SA付近:20km
  • (3)福島トンネル付近:15km
  • (5)古川IC付近:15km

東北道の渋滞を避ける方法!

 東北道の渋滞は埼玉から宮城までに集中しているが、この部分と並行して走っている路線がある。それが、常磐道だ。

 常磐道は、三郷JCT(埼玉県)から仙台市まで達する高速道路なのだが、この連休中、20km以上の大規模渋滞が予測されていない。そのため、ピーク時の東北道を走行するよりもストレスは低くなりそう。

 しかも、東北道(川口JCT~仙台宮城IC)は332kmなのに対し、常磐道(三郷JCT~仙台東部道路・仙台東IC)は319km。わずかではあるが、常磐道のほうが距離が短い。

 また、東北道と常磐道は、仙台南部道路と仙台北部道路(三陸道経由)で接続しているので、仙台以北に向かう人にとっても代替路線となる。

 しかし、注意点もある。東北道に比べて常磐道はSAやPAの充実度が低いこと、そして、暫定1車線区間があることだ。

 必ずしも東北道を走らなければいけないというわけではないことを理解したうえで、柔軟に対処したい!


※IC=インターチェンジ、JCT=ジャンクション、BP=バイパス、SA=サービスエリア、PA=パーキングエリア、SIC=スマートインターチェンジ

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