三浦翔平との結婚が話題になった桐谷美玲も、観月ありさ主演の連続ドラマ『斉藤さん2』(日本テレビ系/2013年)で若年出産し、誤解されながらも奮闘する母親、山内摩耶を演じていた。夫役は田辺誠一。なお、同ドラマではブレイク前の松岡茉優も若年出産した母親役で登場している。

 2000年代後半、ポッキーのCMでブレイクした新垣結衣。綾瀬はるかと同じく清純派として、映画やドラマでは女子高生を演じることも多く「制服姿」のイメージが強かった新垣だけに、2014年公開の映画『トワイライト ささらさや』で初めて母親役を演じた際は話題になった。

 また、かれこれ20年前のドラマ『神様、もう少しだけ』(フジテレビ系/1998年)で援助交際によってHIVに感染した女子高生を演じて高い評価を得た深田恭子は、『下剋上受験』(2017年/TBS系)で中学受験に挑む女子小学生の母親を演じた。このときも、「深キョンが小学生の母親!?」と驚きの声が上がっていた。余談だが、『神様、もう少しだけ』でも、深田演じるヒロインが最終回近くで妊娠・出産するという展開だった。

 その他、今秋出産を控える佐々木希は2016年公開の映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』で小学生2人を育てる母親を演じた。若年出産した後、貧困にあえぐシングルマザーという役どころだったが、意外にも佐々木にマッチしていた。ドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』(フジテレビ系/2004年)で草なぎ剛演じる主人公の娘・凛を演じ好評だった美山加恋は、ドラマ『新・牡丹と薔薇』(東海テレビ/2015~2016年)でやはり若年出産する母親役を演じた。

 子どもの頃から知っている相手が出産して「ああ、この子がママになったんだ……」と感慨深くなるのと同じように、視聴者は、かつて10代の女子高生などを演じていた人気女優が母親役を演じると、時の流れを感じてしまうもの。次に母親役デビューをするのは誰だろうか?

あわせて読む:
・第2位は吉岡里帆! 7月期ドラマ出演中の女優で「お嫁さん」にしたいのは?
・綾瀬はるか『義母と娘のブルース』で全力の腹踊りを披露!
・西田敏行局長も感動!「探偵!ナイトスクープ」関西のお化け番組、神回はこれだ!

  1. 1
  2. 2