渡部篤郎
渡部篤郎

 21世紀に入って18年目、平成最後の年となった2018年。半世紀前の1968年に生まれ、今年50歳の節目を迎えるイケメン俳優が何人かいるので紹介したい。

 大学生だった1987年にスカウトされ、モデル活動を開始し、パリ・コレクションにも出演していた大沢たかおは3月11日で50歳。俳優に転向したのは1990年代に入ってからのことで、27歳だった1995年、酒井法子竹野内豊と共演した『星の金貨』(日本テレビ系)でブレイクした。以後はドラマに映画に舞台にと、常に第一線で活躍している。

 高校中退後、アルバイト生活を経て演劇を始めた渡部篤郎は5月5日に50歳になった。さまざまな作品に出演して経験を積み、1995年、映画『静かな生活』で日本アカデミー賞優秀主演男優賞および最優秀新人賞を受賞。1997年には、連続ドラマ『ストーカー 逃げきれぬ愛』(日本テレビ系)でストーカー役を怪演し、注目を集めた。世間に“ストーカー”という言葉が広く周知されるようになったのもこのドラマがきっかけである。その後渡部は数多くの連続ドラマに出演するようになり、現在も演技派俳優として活躍中だ。

 名バイプレーヤーの佐々木蔵之介も、今年2月4日に50歳を迎えている。京都の老舗酒造に生まれた佐々木が俳優の道を歩むことになったのは、大学時代に劇団に所属したことがきっかけである。佐々木としては、将来は家業を継ぐことを意識し、人前に立つのに慣れようと考えてのことだったという。大学卒業後も佐々木は、会社員として勤務するかたわら、劇団の看板俳優として活躍。その後上京した佐々木は数々の連続ドラマや映画に出演し、ありとあらゆる役柄をこなす名バイプレーヤーになった。舞台に出演する機会もあり、2018年10月には『ゲゲゲの先生へ』の公演を控えている。

 90年代や00年代、20~30代の若手俳優としてブレイクした彼らが、今や50歳。信じられない気持ちになるが、渋~い役もサマになっていて相変わらずかっこいい。他に1968年生まれで今年50歳を迎える面々としては、つんく♂、鈴木京香夏川結衣大塚寧々松下由樹森口博子などがいる。昭和生まれの世代にとっては、感慨深いかも!?

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