■節税で小遣いを捻出

 節約の次は、節税で小遣いの捻出だ。それができるのがiDeCo(イデコ=個人型確定拠出年金)。60歳までに毎月、掛け金を支払い、60歳以降に受け取る仕組みだが、最大の利点は、掛け金が全額、所得額から控除されること。

 毎月5万円ずつ掛け金を積み立てたら年間60万円。税率20%に区分される所得のある人なら「60万円×20%」で、年間12万円分を節税(月1万円)でき、その分、手元に残せるわけだ。

「あとは保険の見直しです。15年以上前に加入し、利回りのいい“お宝生保”に加入している人は別ですが、子どもが独立した世代では、もう死亡保険も不要。蓄えがあるのなら医療保険にも入る必要はありません。既存の生保を解約し、三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳疾患)保険に加入すると、掛け金の差額で毎月2万円ほど浮くはずです」(前出の横山氏)

 このタイプの保険の中には、保険の支払い条件を満たすと、一時金が受け取れるものもある。

 たとえば、一時金として100万円の保険金を支給され、実際の治療費が30万円しかかからなければ、残りの70万円分は“保険太り”。病気を治したうえで、余った保険金も手にできる。

 以上、格安SIM(2万4000円)、節水シャワー(3090円)、電気ガス代のセット割(2000円)、イデコの節税年金(1万円)、保険の見直し(2万円)だけでも、約6万円のプラスになるのだ。

 現在発売中の『週刊大衆』9月3日号では、ふるさと納税の裏技や“スキマ時間”でできる小遣い捻出術など、お金にまつわるお得な情報をまとめている。

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