『サザエさん』ワカメとの兄妹愛でカツオの好感度が急上昇!?

　８月１９日に放送されたアニメ『サザエさん』（フジテレビ系）で、ワカメとカツオの兄妹愛が話題になった。ネットには「今日のカツオはホント好感度上がる」「２人の話めちゃくちゃ泣けた！」という声が見られた。

　そのエピソードは「仲よし姉妹」。ある日、サザエが近所の人と井戸端会議をしていると、ワカメが近くを通りかかる。ワカメから冷凍食品を買っていないか尋ねられ、慌てて帰宅するサザエ。以前、サザエは井戸端会議に夢中になって冷凍食品を溶かしてしまったことがあり、今回はワカメのおかげで同じ失敗をせずに済んだのだった。

　ワカメに感謝して“困ったことがあったら言って”と伝えるサザエ。するとワカメはさっそくバドミントンの相手をしてほしいとお願いする。サザエとのバドミントンを楽しみにするワカメは、事前に部屋で一人、練習をし始めた。ところがバドミントンの羽根がカツオのプラモデルを目がけて飛んでいき、プラモデルは落下して破損。弁償しないといけないとサザエに泣きつくが、まずは“カツオに謝るのが大事”と言われ謝罪することに。

　しかし、ワカメが壊したことを謝ると、カツオは「わざとじゃないだろ？　だったらいいよ」「（物を壊したことが）僕だって何度もあるからね」と優しい反応が返ってきた。ワカメはカツオの対応に感激して号泣したのだった。カツオが兄としての優しい一面を見せて、視聴者からは「今日のカツオはすごい男前だったね」「なんという麗しい兄妹愛！」「私の中でカツオの好感度がめちゃくちゃアップしてる」「こんなお兄ちゃんいたら幸せなんだろうな！」「こんなに素直に許すカツオは怪しいけど、ちょっと感動しました」といった反響が起こっている。

　実はカツオが冷静に対応できたのは、サザエとの裏取引で新しいプラモを買ってもらう予定だったからなのだが、あまりに感動するワカメを見て気まずくなり、サザエに新しいのを買わなくていいと言うカツオ。サザエもお金で解決しようとしたことを反省したが、今回の一件で兄妹の絆が深まったのには変わりないだろう。