8月21日、秋田市での夏巡業中に倒れ、緊急搬送された貴乃花親方(46)。
「午前10時、若手力士の指導中に痙攣して意識を失いました。幸い数分で意識は回復し、病院では、駆けつけた関係者と会話をしたようです」(相撲記者)
倒れた原因は不明だが、「熱中症の疑いもありますが、胸元を押さえながら倒れたそうですから、心筋梗塞、肺塞栓症、脳卒中のおそれもあります」(医師)
加えて心配されているのが、貴乃花親方の心労だ。「相撲協会とのバトルの末、追放処分こそ免れましたが、今も親方衆からシカトされるなど、居心地は悪いようです。貴乃花一門も崩壊し、孤立無援ですし……。その影響で、理事長夫人の座を期待していた景子夫人との間に隙間風が吹いているとか。講演会などで夫人が家を空けることも増え、夫婦の会話はほとんどないそうです」(後援会関係者)
そこに長男夫婦の別居報道も追い打ちをかける。「長男・花田優一氏の妻は、敵対する八角親方グループに属する陣幕親方の娘。陣幕親方は理事選で貴支持に回るなど政略結婚的な意味合いもあったため、離婚となれば一大事です」(スポーツ紙記者)
今回の貴乃花親方の緊急搬送を受け、本誌は母・藤田憲子さんを直撃した。「今回倒れた一因に、タバコがあるのではと思っています。亡くなったお父さん(元大関・貴ノ花)はヘビースモーカーでした。そのせいもあってか、口腔底がんになり、それはそれは痛がり、壮絶な最期を迎えました。だから、若貴にはタバコを吸わないようにと言い続けてきたんですが……」
子どもの体を心配する母の言葉――。さらに、現在発売中の『週刊大衆』9月10日号では、貴乃花親方に対する藤田憲子さんからの“涙ながらの訴え”を伝えている。