ウエンツ瑛士
ウエンツ瑛士

 これも人気稼業の宿命なのだろうか? 芸能界には、常軌を逸したアンチから殺害予告を受ける有名人が少なくない。被害者の中にはタレントだけではなく、アナウンサーや人気ユーチューバーまでいるという。誰がどんな被害に遭ったのか、調べてみた。

 まず初めに紹介するのが、2017年2月26日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、「僕も5年ぐらい前に殺害予告が入って、1か月ボディガードがついたことがあります」と告白したウエンツ瑛士。ウエンツによると、何者かから殺害予告を受けたため、1か月間にわたりホテルに避難したそうだが、その間は万が一の事態に備えて隣の部屋にボディガードを待機させていたのだという。幸いなことに直接的な被害はなかったが、殺害予告の犯人は逮捕されていない。ウエンツは18年8月に芸能活動を休止し、ミュージカルの勉強のためロンドンへ渡ることを発表したが、犯人は何を思っただろうか。

 同じく『ワイドナショー』で殺害予告を受けたことを告白したのが、ダウンタウン松本人志。15年5月24日放送の番組で、秋篠宮ご夫妻の次女、佳子様が脅迫された事件が取り上げられた際、松本は「半年ぐらい前かな?  3、4か月前かな?」「吉本から連絡来て“松本を殺す”という殺害予告があった」と明かし、MCの東野幸治らを驚かせた。以前にも同様の事件に巻き込まれていた松本は、警察での面倒な手続きに辟易して被害届の提出はせず。「もうちょっと様子見よう」と静観していたところ、いつの間にか殺害予告の書き込みが消えていたというから、なんとも迷惑な話だ。

 18年7月22日放送のラジオ番組『安住紳一郎の日曜天国』(TBSラジオ)で、「20年間ずっと、殺害予告をいただいています」と衝撃の事実を明かしたのが、TBSの安住紳一郎アナウンサーだ。安住アナによると、春先と夏に視聴者からのクレームが増えるそうだが、その中には自身に対する殺害予告まで存在するという。そんな安住アナは殺害予告やクレームにさぞ心を痛めているのかと思いきや、「私に寄せられるクレームの数々を、いつか本にでもして出版したいなと思ってるんですけど」と、嫌がらせに屈しないたくましさを見せていた。

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