■ヒカキンは加害者に神対応!?

 本人ではなく息子の殺害予告を受けたのが、元おニャン子クラブでタレントの渡辺美奈代。17年11月1日放送の『1周回って知らない話』(日本テレビ系)に出演した渡辺によると、長男の矢島愛弥(まなや)が幼稚園に入ってからしばらくして、「お宅のお子さんを殺します」という殺害予告の電話がたびたびかかってくるようになったという。渡辺がすぐに警察へ相談すると、警察は渡辺の自宅にセンサーをつけたりホットラインに登録したりするなどの対策を講じ、その状態は3年間も続いたそうだ。相談時に、警察から「警察に相談したことを幼稚園や幼児教室で大々的に言ってください。もし(犯人が)周りの方なら(殺害予告の電話は)止まります」と伝えられた渡辺がその通りにすると、殺害予告の電話は止まったという。

 打って変わって、人気ユーチューバーのヒカキンは殺害予告をした相手を優しく諭し、ネット上で話題となった。18年3月、ツイッターで殺害予告を受けたヒカキンは相手に対し、「これ、殺害予告ですよ。。。捕まるやつです」と返信。それに対し、相手が「ごめんなさい。さすがに殺しはしないんですけど」「(ヒカキンの動画を)楽しみにしてます」と応じると、ヒカキンは「ちなみに、先ほどのツイートは、僕が証拠を持って警察に行けば捕まる内容なので、気をつけてくださいね」と優しい言葉であらためて注意した。こうしたヒカキンの“神対応”に、ネット上では「いい人すぎる」「なかなかできることじゃない」などといった称賛の声が相次いでいた。

 被害者が深い心の傷を負うケースも多いだけに、このような殺害予告は有名税のひと言で片づけられるものではない。類似事件を防ぐためにも、被害者は警察へ被害届を出すなど、毅然とした対応を取るべきだろう。

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