【週刊大衆連動】4コマ漫画『ボートレース訓練生・美波』第11話こぼれ話の画像
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 福岡県にあるボートレーサー養成所では、猛暑が続くこの暑さの中でも訓練生たちが日々、鍛錬を積み重ねています。すべての教練がライバルだけでなく、自分自身との戦いの連続ですが、特に屋外での課業は「熱中症」との戦いでもあります。長袖長ズボンのレーススーツに加え、ライフジャケットを身につけ、頭部はフルフェイスのヘルメット、おまけに屋外での行動は基本的に「駆け足」ですから、若いとはいえ、かなりしんどいことは容易に想像できます。

 熱中症を回避するためには、十分なケアも必要です。それゆえ、ボート場には水浴び用のシャワーがあります。訓練生たちは練習の合間を見ながら頭を濡らすなどの暑さ対策をしています。

 また、こまめな水分補給も欠かせません。注意して練習場を見ると、塩分補給の塩飴も置かれています。その飴が好きか嫌いかはさておき、体を守るために飴を食べるなんて、そうそう体験できることじゃありませんよね。

 訓練生たちは将来、塩飴を見るたびに苦しかった訓練生時代を思い出すかもしれません。

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