星野源
星野源

 8月24日放送の『あさイチ』(NHK)に星野源(37)が出演。連続テレビ小説半分、青い。』(同)の好きなシーンを明かし、視聴者の共感を呼んでいる。

 同ドラマは、主人公の楡野鈴愛(永野芽郁・18)が、さまざまな失敗を乗り越えていくストーリー。主題歌を担当した星野は、同ドラマの気に入ったシーンを選出してトークを展開した。

 取り上げたのは、鈴愛がマンガ家になるために奮闘するものの、なかなかうまくいかず泣き叫んでしまう場面。「結婚もして子どももいてお金があるユーコに何が分かる! 私は、私には何にもない!」というセリフが生まれた名シーンだ。

 映像がVTRで流れ、星野は「いつ見ても泣きそうになるんですけど……」と涙目に。さらに「(クリエイターが)みんな抱えている恐怖とか不安とか怒りとか、全部鈴愛が表現してくれたような感じがして……」と選んだ理由を述べている。

 また、「もう1つの自分の姿だったかもしれない」と鈴愛を自分自身に重ね合わせた星野。「こんな主人公なかなか見たことない!」と感慨深い表情で大絶賛していた。

 この光景に、視聴者からは「星野さんが言うと説得力が増すな」「私もこのシーン大好き!」「星野さんの言葉で朝から泣いてしまった」「理由が深すぎる」「源ちゃんがここが好きっていうのグッとくるな」「クリエイターなら鈴愛の気持ちに共感するもんね」「“イイね”を百万回送りたい!」といった声が続出。

「星野は2017年8月放送の『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、自身の下積み時代のことを明かしています。売れなかったバンド時代には、CDを置いてもらうために、自らCDショップを回ったという星野。“店員さんがね、その1枚置いてくれるかどうかってのが本当に大変なんです”と語っていました。売れなかった時期があるからこそ、鈴愛に共感したのかもしれませんね」(芸能ライター)

『半分、青い。』の名シーンを語った星野、ドラマの今後の行方にも注目だ。

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