８月２５～２６日にかけて放送された『２４時間テレビ４１ 人生を変えてくれた人』（日本テレビ系）で、チャリティーランナーを務めた、お笑いコンビＡＮＺＥＮ漫才のみやぞん（３３）が、番組史上初の“トライアスロン形式”に挑戦した。最高気温３６度に達する猛暑の中、スイム（水泳）、バイク（自転車）、ラン（長距離走）で、総距離１６１.５５キロを３２時間３４分で完遂。涙を浮かべて日本武道館のゴールテープを切ったのだが、第２種目のバイクで思わぬハプニングがあったようだ。
今回は“トライアスロン形式”であるため、２５日午後６時３０分の『２４時間テレビ』放送前から挑戦がスタート。第１種目のスイム（１.５５キロ）は『メレンゲの気持ち』放送内の同日午後０時１１分頃、山梨県の西湖でスタートし、午後１時５分頃に完泳。第２種目のバイク（６０.４キロ）は午後４時２０分頃に東京都国立市の多摩川沿いからスタートし、立川競輪場のバンクで周回を重ね、午後８時１８分頃に完走した。
その後、日野市のクリーンセンターに移動して、第３種目のラン（１００キロ）が午後９時１０分頃にスタートするはずだったが、同局の蛯原哲アナが「先ほど、バイクのゴール地点で集計が混乱しまして、みやぞんさんには４００メートル多く走らせてしまいました」と、バイクで、みやぞんにバンク１周分を余分に走らせていたことを謝罪報告。これを聞いたみやぞんは「そうだと思いましたよ。ゴールしてＶ（ＶＴＲを）見たら、みんなが『Ｒｕｎｎｅｒ』歌ってたんで」と笑った。
これは午後８時１６分頃、日本武道館と中継がつなげられ、爆風スランプの『Ｒｕｎｎｅｒ』が生演奏され始めた直後、みやぞんがバイクでの１度目のゴールをしたときのこと。現場に駆けつけたお笑いタレントのいとうあさこ（４８）とハグを交わし、耳にイヤホンも入れてインタビューの準備をしていたのだが、スタッフから「えっ、あと１周？」という声が上がり、みやぞんも「えっ!?」と困惑した顔を見せたが、再び自転車に乗り、バンクを走り出した。
テレビの画面には「あと４００メートル」とのテロップが出て、「ウイニングランをするということで」「正真正銘のゴールが待ってます」などと、意味不明のアナウンスが流れた。そして『Ｒｕｎｎｅｒ』の生演奏で盛り上がる中、みやぞんはもう一度ゴールを果たした。
この“２度のゴール”ハプニングに、ＳＮＳでは「もう一周走るように指示されてる後ろで、いとうあさこが、“え、なんで？ 走らなくていいよ”的なこと言っていたから、ほんまそれと思った。みやぞんはテレビ局の作りたい感動物語の道具かよ」など、“歌の応援を受けてゴール”という感動シーンを撮るため、強引な演出が行われたのではないかと、批判の声が多く上がっていた。
「他には、ハプニングというほどでもないですが、バイクのスタート前にマッサージを受けるみやぞんの姿が生中継されたとき、トレードマークのリーゼントが水泳中に崩れたらしく、髪を下ろしてセンター分けにした姿が流れました。ＳＮＳ上では“みやぞん、この髪型もかわいい”などと好印象で、元大リーガーの松井秀喜（４４）に似ているという声も上がっていましたね」（テレビウォッチャー）――とにかく、ゆっくり休養してください。
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