みやぞん(ANZEN漫才)
みやぞん(ANZEN漫才)

 本日、9月12日の『午後のロードショー』(テレビ東京系)で、シルヴェスター・スタローン(72)の名作映画『オーバー・ザ・トップ』が放送される。1987年に公開された同作は「腕相撲=アームレスリング」がテーマで、トラック運転手のホーク(スタローン)が息子のために腕相撲大会の優勝を目指すという物語で、公開当時、日本に腕相撲ブームを巻き起こした映画だ。

 以来、日本のバラエティ番組でも、たびたび芸能人同士が腕相撲で対戦するコーナーが登場。意外な人物たちがその腕っぷしの強さを見せつけてきた。

 お笑い芸人の中で圧倒的な腕相撲の強さを見せたのは、ANZEN漫才のみやぞんだ。みやぞんといえば、今年の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)のチャリティーランナーを務め、過酷なトライアスロンを激走した、抜群の身体能力の持ち主。今年1月放送の『金曜★ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)のスポーツテストで、アームレスリングに挑戦したみやぞんは、元光GENJIの諸星和己品川庄司品川祐を立て続けに瞬殺。決勝まで勝ち上がると、お笑いコンビかまいたちの濱家隆一を相手に、笑顔を見せたまま余裕の勝利を収めた。

 俳優の保阪尚希は、どちらかというと線の細い印象ながら、とんでもない実力を秘めていた。2013年6月放送の『爆笑 大日本アカン警察』(フジテレビ系)の「元ヤン芸能人腕相撲ダービー」のコーナーに参加した保阪。ボクシング元世界王者の薬師寺保栄、ケンカ無敗を誇るバッドボーイズの佐田正樹といった、かなり手強いメンバーが集まった中、保阪は決勝まで勝ち上がる。そして、決勝戦では薬師寺を破って勝ち上がった佐田と対戦し、圧倒的な強さで保阪が勝利。その後、保阪は若い頃は徒党を組んでいるヤンキーを相手に、たった一人でケンカしていたという武勇伝を明かした。

 芸能界ナンバーワンの呼び声が高いのが、タレントのボビー・オロゴンだ。『芸能界特技王決定戦TEPPEN』(フジテレビ系)のアームレスリング部門で、2011年開催の第1回大会、2012年開催の第2回大会を2連覇した。とくに第2回大会では、大相撲の元横綱、武蔵丸光洋と準決勝で熱戦を繰り広げて、まさかの勝利。ボビーといえば、テレビ番組の企画でK-1の大会に出場し、勝利したことがあるほどの格闘センスの持ち主なので、当然といえば当然なのかもしれない。

 かつては、外国人タレントのチャック・ウイルソンが、芸能界の腕相撲王者だった。現在、誰がチャンピオンになるか、各番組の勝者を集ってその強さを競ってほしいところ。明日放送の『オーバー・ザ・トップ』で、また腕相撲ブームが起きてほしい!

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