小倉智昭
小倉智昭

 8月29日放送の情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)で、15日に乳がんで急逝した漫画家のさくらももこさん(享年53)の特集がされていた。その中での小倉智昭(71)の発言が、ネットで物議を醸している。

 この日の番組では、さくらさんの訃報から一夜明けた後の、テーマパーク「ちびまる子ちゃんランド」を取材。訪れたファンが語る『ちびまる子ちゃん』との思い出話を紹介していった。

 また、アニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)の名シーンを振り返りながら、さくらさんの人となりも紹介。エッセイ本『もものかんづめ』(集英社)や、短大時代にさくらさんが書いた文集なども引用して人柄を語り、「その思いは今も生き続けている」というナレーションでVTRは締めくくられた。

 これを見た小倉は、開口一番「本当にお恥ずかしい話なんですが、『ちびまる子ちゃん』とか、さくらももこさんのことをまったく知らないんですよ」と発言。続けて「『ちびまる子ちゃん』って一度も見たことない」と語った。

 故人を追悼する番組内容にもかかわらず、いきなり身も蓋もないコメントをした小倉智昭に、視聴者の間では賛否の声が上がった。

 ネットでは「変に媚びるよりは良くない?」「つけ焼き刃な知識で語るよりは言い切ったほうがすがすがしい」と、小倉の発言をフォローする意見がある一方で、批判的な意見も続出。「まずお悔やみを言えよ」「自分の職場の看板番組だろ……」「たとえ知らなかったとしても、わざわざ言うことじゃない」「そりゃ世代は違うけど、お互いフジなんだから、接するチャンスは多かったのに」など、フジテレビの看板アニメの原作者に対する敬意が感じられないといった内容のコメントが目立った。

「今年3月、同番組のリニューアルに際し、小倉智昭氏は“これ言うとたぶん炎上するな、と承知のうえで炎上させていることもある”“良きにつけ、悪しきにつけ、話題になるのはいいこと”などと発言。実際、同番組での小倉氏の発言が、ネットで炎上したことも多々あります。しかし今回は、『とくダネ!』を放送しているフジテレビにも多大な貢献をしたクリエイターの逝去ですし、偉大な故人に対する“リスペクト精神が欠けているのでは?”と言われても仕方がないかもしれませんね」(芸能誌ライター)――少しは空気を読んでほしかった!?

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