千鳥
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「0.2%や0.1%以下もザラ。なぜこんなに視聴率が低いのか……」(放送作家)

 テレビ東京系で、毎週月曜から金曜の夕方5時30分から生放送されているバラエティ番組『青春高校3年C組』が4月のスタート以来、驚きの超低空飛行を続けている。

 秋元康氏とテレビ東京が「理想のクラス」を作りたいとスタートしたこの番組は、20数名の一般募集された生徒たちが主役。だが、クラスの副担任にあたるサブMCはNGT48の中心メンバーである中井りか(21)が担当し、クラスの担任にあたるMCにはメイプル超合金バイきんぐ小峠英二(42)、千鳥三四郎おぎやはぎバカリズムバナナマン日村勇紀(46)、アンタッチャブル柴田英嗣(43)、東京03の飯塚悟史(21)といった中堅どころの超人気芸人たちが曜日替わりで起用されている。

■豪華芸人出演も、視聴率振るわず

「他局がニュース番組をやる平日夕方の帯番組で、ゴールデンタイム、プライムタイム並みの豪華キャストが番組を仕切っています。しかし、視聴率がとにかく低い。0.5%ならまだましで、0.1%や0.2%といった“ド近眼の人の視力のような数字”も珍しくないというんです。この時間にこの番組が放送されていること自体を誰も知らないんじゃないですか……」(前出の放送作家)

 番組では平日の毎日、個性あふれる生徒たちを中心に水泳大会をしたり、教室内でコントをしたりする様子を生放送している。8月27日には東京・富士大学で「青春高校文化祭」を開催し、アイドル部、漫才部、コント部、バンド部、ダンス部などに分かれた生徒たちが1000人の客を前にパフォーマンスを行った。

「将来有望な女の子も多数出てきてまして、8月30日発売の『週刊ヤングジャンプ』(集英社)では番組メンバーの女子3名がグラビアデビューしました。キラキラした若者の活躍で“現代の夕やけニャンニャン”を作りたいという秋元さんの思惑は成功していますが、いかんせん、現状では数字はついてきてないですね……」(前同)

■おぎやはぎも「10代が見ていない」と嘆き

 番組はコアな笑いを作ると評判の『ゴッドタン』のプロデューサ-・佐久間宣行氏が手がける。MCも『ゴッドタン』でおなじみの、上記のような豪華メンツが集まっているが、SNSなどで、お笑いファンの話題にのぼることも少ないようだ。番組は10代の子たちを主役にした10代のためのものと思われるが、担任のひとりであるおぎやはぎの小木博明(47)はこうボヤいていた。4月5日のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)で同番組について「10代のほうが数字が低い」「10代が0%ぐらいだった」と明かし、話題になっていたのだ。

 だが、実はこの番組、テレビ東京での生放送だけでなく、「SHOWROOM」や「LINE LIVE」「GYAO!」「YouTube Live」などで同時配信。さらに動画配信サービス「Paravi」では生放送内で収まりきらなかった未公開トークなども配信している。

「10代はおそらく、そうした“新しいメディア”で見ているのではと。それが視聴率が伸びない理由でしょうね」(同)

 これまでにない挑戦的なスタイルをとっている同番組。もう少し地上波の数字も上がってくると、局としてはホクホクなのでは!?

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