佐藤健
佐藤健

 9月4日放送の連続テレビ小説半分、青い。』(NHK)の中に、他局のドラマとの奇妙な共通点があり、ネットで話題を呼んでいるようだ。

『半分、青い。』は、ヒロインの楡野鈴愛(永野芽郁/18)がさまざまな挫折を味わいながらも、たくましく生き抜く姿を描いた物語。今回の放送では、鈴愛の元カレである朝井正人(中村倫也/31)が、現在は10歳年上の“アキコ”という彼女とつきあっていることが判明。また、このアキコという女性は、バリバリのキャリアウーマンだと明かされた。さらにその後、夜逃げした企画会社社長の津曲雅彦(有田哲平/47)の代わりに、鈴愛が債権者に土下座をするシーンも登場した。

 この“アキコ”“キャリアウーマン”“土下座”というワードは、TBS系で放送中のドラマ『義母と娘のブルース』を連想させるものだった。同ドラマで綾瀬はるか(33)演じる主人公の名前は宮本“亜希子”で、元“キャリアウーマン”、さらに亜希子は誰よりもまじめで、土掘り“土下座”という宴会芸も持っている。

 また9月4日放送の『義母と娘のブルース』のほうでも、リニューアルしたパン屋に「半分、つぶあん。半分、こしあん」というオリジナル商品が登場。いかにも『半分、青い。』を意識したようなネーミングセンスだった。

 同じ日に放送された、それぞれのドラマに登場した“奇妙な共通点”に、視聴者は騒然。ネットでは「似てるところが多すぎだろ」「バリバリのキャリアウーマンで、アキコって名前は狙ってるな」「『ぎぼむす』が『半分、青い。』をリスペクトしてるのかな?」「両方見てるから気づいちゃった」「お互いに意識してるっぽいね」「ここまで寄せるのは、何か意図があるのか……」「『半分、青い。』でパンを焼き始めたら面白い」など、この話題で盛り上がった。

「両ドラマのもう一つの共通点として、俳優の佐藤健(29)がどちらにも出演していることが挙げられます。『半分、青い。』では、容姿端麗かつ成績優秀という役ですが、『義母と娘のブルース』では、さまざまな職を転々としてきた“ダメ男”役を熱演。まったく真逆の役柄を演じていますね」(テレビ誌ライター)――今後も両ドラマから目が離せなくなりそう!

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