■豊川悦司の秋風羽織も大人気!

 また、『半分、青い。』でスピンオフ本となったのはこれだけではない。なんと豊川悦司(56)が演じた、秋風羽織の『秋風羽織の教え 人生は半分、青い。』(マガジンハウス)という本まで8月に登場しているのだ。鈴愛の漫画の師匠である秋風の登場期間はそう長くなかったが、視聴者からの人気はことのほか高いようだ。この本も豊川ではなく、あくまで「秋風に密着取材」するという驚きの内容となっている。

 佐藤健に豊川悦司、もともと有名俳優だったからここまでの人気を獲得したともいえるが、このような本が登場するのは律や秋風が、魅力的なキャラクターだったからだ。ドラマ終了前にもかかわらず、スピンオフ本が続々登場というこの状況は、濃厚なキャラが多いゆえだろう。永野芽郁が演じた鈴愛はもちろんだが、ほかにも主役級の面白キャラたちがそろっていたことで、『半分、青い。』は半年間ずっと話題になるドラマであり続けたのだ。

 残り3週間弱の放送となってしまったが、朝ドラは最後に懐かしキャラたちが登場することも多い。秋風らインパクトある登場人物の再登場にも期待しつつ、残りの放送を楽しみたいものだ。(朝ドラ批評家・半澤則吉)

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