土屋太鳳
土屋太鳳

 9月9日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に、女優の土屋太鳳(23)が出演。主演した朝ドラでの感動的なエピソードを明かし、お茶の間の涙を誘った。

 この日の番組は、「人気者が告白! この先一番不安なことSP」と題し、出演者たちが不安を感じたエピソードが紹介された。

 その中で土屋は、連続テレビ小説『まれ』(NHK)の撮影中、大役へのプレッシャーに押しつぶされそうになり、女優業を続けることに不安を感じたと告白。そんな土屋を救ってくれたのが、『まれ』で土屋の祖母役を務めた大女優の草笛光子(84)だったという。

 撮影の合間、土屋の元気がないことを心配した草笛は、「今日の撮影で言うセリフは、“まれ”じゃなくて、あなたのために言いたいの」「このセリフは、あなたに聞いてほしいの」と土屋に告げたそうだ。

 そして迎えた本番、草笛が「昔、悩んでいたわね」と、土屋演じるまれに語りかける場面から始まる。まれが「うん……」と答えると、草笛は「いいの、それで。険しい道よ。でも素晴らしい道」「あなたも行きなさい。まだまだ、これからよ」と、人生の大先輩としてまれに助言を与え、女優の土屋太鳳をも激励する、重みのあるシーンだった。

 その後、番組では草笛本人から土屋に贈るメッセージVTRも公開。草笛は、『まれ』の撮影の合間に、土屋が踊ってくれたという楽しい思い出や、朝ドラの主演女優の大変さなどを語った。

 そしてVTRの最後、草笛は「ホントにあなた、頑張ったね。偉いと思う」「話したいことがいっぱいある。あなたもたぶん、いっぱいあるんじゃないかな。また会いましょうね」と、土屋に温かいメッセージを贈った。

 これを見た土屋は、目に涙を浮かべて「うれしい……ありがとうございます」と感謝を述べ、その横ではゲストの芳根京子(21)までもらい泣きし、目もとを拭う場面が映った。

 そんな土屋太鳳と草笛光子の絆に関するエピソードに、多くの視聴者も感動。ネットでは、「行列の土屋太鳳のエピソードに普通に泣きそうなったわ。この子やっぱすごい」「草笛光子さんのメッセージに感動!」「今日の行列面白い。芳根京子ちゃんと土屋太鳳ちゃんに癒される」「土屋太鳳が純粋でいい子やぁ……今までで一番いい行列でした」など、さまざまな反響が上がっていた。

「今回、朝ドラの『まれ』で主演を務め、一気にブレイクを果たした土屋太鳳の感動的な話でしたが、もらい泣きしていた芳根京子も、やはり朝ドラの『べっぴんさん』(NHK)でヒロインを演じています。同じ朝ドラ女優だけに、土屋が明かしたプレッシャーの大きさや苦悩した部分に、どこか共感するものがあったのかもしれませんね」(テレビ誌ライター)――素晴らしい『行列』だった!

あわせて読む:
・土屋太鳳らのダンスが鳥肌モノ『チア☆ダン』演技を超えたドキュメンタリー
・葵わかな、『わろてんか』後の活躍が期待できる理由
・千葉雄大の“計算高いトーク術”が話題!「腹黒いのキュンときた」