田中絵音と麻美ゆま
田中絵音と麻美ゆま

 前回に続いて「日本合コン協会」の会長・田中絵音さんとの対談・後編です。今まで絵音さんがセッティングした合コンは、なんと2000回以上。その中には「お坊さん合コン」や「探偵合コン」など意外な職業の人たちもいて、口説き方にも特徴があったそうです。ただ、その一方で、合コンでマッパになるなどヤラかしちゃう男性が少なくないのも事実……。今回は、そんな痛々しい(?)男性の実態も聞いてみました。

ゆま「合コンを通じて、さまざまな男性を見てきた絵音さんが今回、本を出されたんですよね」

絵音「はい(笑)。宣伝、ありがとうございます」

ゆま「いえいえ。私も読ませてもらいましたが、女子はものすごーく共感できる内容でした。本のタイトルは『こじらせ男子の取扱説明書』! 女子がドン引きしちゃうような男性のタイプを細かく分類されているんですね」

絵音「今回の本で取り上げたタイプは、全部で28種類あります」

ゆま「デートの費用対効果ばかり考える“コスパ男子”や、心身ともに神経質な“全身知覚過敏男子”、ちょっとでもデートの時間に遅刻しちゃうと怒っちゃう器の小さい“小鉢男子”などなど(笑)。いますよね、こういう男性……」

絵音「この本では、そういう男性と上手につきあえる方法も書いておきました」

ゆま「すごくタメになります。私、この本を読んで思ったんですが、絵音さんって“母性”にあふれていますよね。お顔もマザー・テレサっぽいし」

絵音「アハハ。母性ですか? 初めて言われました」

ゆま「だって、“こじらせ男子”を、ここまで細かく調べ上げている時点で、すごく優しいと思うんです。ちゃんと見てあげていて、ココを直せば、もっと女の子にモテるよって教えてあげているみたいな」

絵音「ありがとうございます。この本を書くにあたって、合コンなどで知り合った“こじらせ男子”に連絡を取って、取材させてもらったんです。どういうふうに考えていて、なぜ、そうなってしまうのかなって。女性ではなかなか理解できなかった部分も、ちゃんと話を聞いたら見えてきました」

ゆま「すごい。この本は“女性向け”に書かれていますけど、実は男性が読んでも役に立ちますよ!“俺、このタイプだ”と気づいて、そこを改善すれば、モテモテになるはず!」

絵音「本当に、そうなんです。こじらせている部分だけ直せば、ステキな男性は多いですからね」

ゆま「週刊大衆の読者の方も、ぜひ読んでみてくださいね! ただ、“こじらせ”って言葉は女性に使われることが多いと思うんです。“こじらせ女子”って……私も多分、こじらせているんですけど」

絵音「実は今、“こじらせ女子”の本も出したいと思って書いているんです」

ゆま「おおっ! 私は、どんな“こじらせ女子”?」

絵音「う~ん……。ゆまさんは、“キャピキャピ根暗女子”かな。外ではキャピキャピ明るいけど、実は根暗で、家では一人、ずっと落ち込んでいるみたいな……。間違っていたら、ごめんなさい」

ゆま「いえ、大当たりでビックリしました(笑)。さすがです。せっかくなので、絵音さんオススメの“こじらせ男子”も教えてください!」

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