大谷翔平より上!? 金足農業・吉田輝星、甲子園のスター「ショートケーキとツーシーム」秘話の画像
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 夏の甲子園大会で一躍、チームを準優勝に導いた金足農業のエース・吉田輝星投手(18)。U-18野球日本代表メンバーとしてアジア選手権に出場し、9月5日の韓国戦では初回にエラー絡みで3失点したものの、その後、6回を無失点に抑え、鉄腕ぶりを見せつけた。

 今や国民的ヒーローになった吉田選手だが、選手権前の合宿では高校生らしい意外な側面を見せていた。「吉田くんは漫画『ドラゴンボール』が好きで、リアルタイムで読んでいた世代のコーチ陣と盛り上がっています。主人公が限界を超えていくことが魅力だとか。また、好きな食べ物はショートケーキと、意外なスイーツ男子ぶりを見せています」(スポーツ紙記者)

 また、個性派ぞろいの代表チームの中でも、吉田選手は存在感を放っている。「大阪桐蔭の根尾昂くんや柿木蓮くんといった投手陣と仲が良いいですね。激闘を戦った相手同士、互いをリスペクトしているようで、根尾とはトレーニング方法を教え合ったりしているようです。高野連のスタッフも“歴代の代表チームの中でも一番仲がいい”と目を細めています」(前同)

 気になる吉田選手の進路だが、八戸学院大への進学が有力視されていた。しかし、取材陣の前で巨人ファンと公言したことで、スカウト陣の目の色が変わった。「吉田選手のストレートは回転軸が真っすぐで、ホップする力は、田中将大やダルビッシュ、大谷翔平といった現役大リーガーよりも上という分析があります。プロでも即戦力になりうる力がありますね」(同)

 現在、彼は進路について明言を避けているが、新球種の練習に取り組んでいる。「現在、極秘でツーシームの習得に力を入れています。ツーシームは握り方だけを変え、ストレートと同じ投げ方でシュート変化するボール。三振よりゴロを打たせる球種で、球数を節約できることもあり、メジャーやプロ野球でも使う投手が多い。吉田くんのツーシームは威力も抜群で、受けるキャッチャーも“手が痛い”と悲鳴をあげていますね」(専門誌記者)

 即戦力級のストレートに、球数を節約する新球種の習得。プロを意識しているのは明らかだ。吉田選手が高校入学前に所属していた秋田北リトルシニアの武田一泰会長も太鼓判を押す。「最大の長所は負けず嫌いな性格ですね。中学生のとき、球速は124キロでした。それが3年間で150キロにまで伸びたのは、昨年の予選敗退の悔しさをバネに、毎日3時間、タイヤ引きとランニングで徹底的に足腰を鍛えたこと。今時、あんなクソ根性のある選手はいませんよ」

 進学かプロか――。いずれにせよ、吉田選手の将来は、輝く星のごとし。

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