6月16日に開催された『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』において自身初となる1位を獲得したSKE48の松井珠理奈(21)。喜びも束の間、7月7日より体調不良で休養生活を余儀なくされた彼女が、9月7日の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で83日ぶりにテレビ復帰を果たした。
「『ミュージックステーション』では元気な姿を見せていた松井ですが、彼女がセンターを務めるはずだった楽曲『センチメンタルトレイン』のMVは、彼女不在で進行。後に差し替える予定ではありますが、松井の登場シーンはCGなどで代用した未完成作品となりました」(芸能記者)
9月6日、SKE48劇場の公演でも復帰した松井だが、グラビアの撮影現場で彼女と仕事をした撮影スタジオスタッフがこう心配する。
「撮影現場では私のような末端のアルバイトまで、お辞儀して笑顔であいさつするなど、本当に礼儀正しい人でした。現場には“つなぎ”と言われるオニギリやパンなどの軽食やお菓子が、おやつとして置いてあるのですが、私が取ろうとしたフルーツサンドに松井さんの手が被ってしまったんです。私が譲ろうとする前に、彼女は顔いっぱいに優しい笑顔を浮かべて“どうぞ、どうぞ!”と譲ってくれたんです。バイトの私にすらそんな対応をする気遣い屋さんで責任感が強いからこそ、センターの重圧に押しつぶされた部分もあるのではないでしょうか」
その一方で、絶対君主として長らくAKB48に君臨した某センターメンバーのメンタルの強さは、松井とは比にならなかったという。
「ある撮影現場では、“なんで私がここに来なきゃイケないの!”とキレながら入ってきて、ずっと不機嫌。スタッフのみならず、他のメンバーも腫れ物に触るように接していました。芸能人たる者、気を使うより使わせないとやっていけないんだなと痛感しましたね(笑)」(カメラマン)
メンタル面において世代間で大きな乖離がある新旧のセンターポジション。気遣い屋さんの松井の体調の安定と活躍を願うばかりだ。