有働由美子アナウンサー
有働由美子アナウンサー

 10月1日から『newszero』(日本テレビ系)のメインキャスターに就任する元NHKのエースアナ・有働由美子(49)。テレビ業界から大いに注目されているが、ここにきて問題が噴出。不安だらけの船出となりそうだ。

「コンビを組む予定だった、日テレの青山和弘解説委員に、同局の20代女性社員へのセクハラ疑惑が浮上。9月4日に行われた番組の記者会見に、同氏の姿はありませんでした」(芸能記者)

 この会見での「有働の発言」も、自らの立場を悪くしているという。

「若手の女子アナがズラリと並ぶ中、中年の自分が立つ光景を“置き屋の女将みたい”とたとえましたが、これが女性蔑視と日テレ内外から批判を浴びています。また、“視聴率は番組制作者のせいだと思っていて、私のせいじゃない”と発言。一部関係者からは、“NHK体質が抜けていない”と批判の声も出ており、スタッフの士気もイマイチといいます」(スポーツ紙記者)

 実は、番組は初めから逆風に見舞われていたという話もある。

「有働の招聘と同時に、番組は櫻井翔を残して、すべてのアナウンサー、キャスターをクビにし、ナレーターなど外部スタッフも大幅に入れ替えた。有働アナの意向ではないものの、いきなり仕事を失った者も多く、その不満は今も日テレ内に残っています。とても一枚岩とは言えない状況ですよ」(日テレ関係者)

 しかし、そんな厳しい環境にあっても、有働は強気の姿勢を崩さないという。

「その理由は、彼女の背後に超大物の存在があるからです。盟友としても知られ、同じ事務所に所属するマツコ・デラックスですよ。今回の日テレの有働獲得は報道局主導ではなく、編成局主導で進められています。もちろん有働は欲しい駒でしたが、同時に“マツコとの関係強化”ができるならと、日テレは有働の高額ギャラを飲んだ背景があるといわれます。最強の“ケツモチ”ですよ」(前同)

 現在のテレビ界における、マツコの絶大な存在価値について、評論家の高倉文紀氏は、こう語る。

「巨体の女装家としてメディアに登場し、当初は、その思考も含めてマニアックな存在でしたが、現在は、その独自の視点も残しつつ、誰にも分かりやすく、ものごとを伝えてくれる。多くの視聴者は、そんなマツコの情報の選び方、捉え方を信頼し、興味を持っているため、男女の幅広い年齢層から好感度も高い。また、このネット時代にあっても、テレビの力を信じていて、テレビでやっていくという姿勢が一貫している。このあたりが、テレビ番組関係者にも支持者が多い理由でしょう」

 “超強力な後方支援”を得た有働が、激動の時代のニュースをどう伝えていくのか。まずは、お手並み拝見だといえそうだ。

 現在発売中の『週刊大衆』10月8日号では、その他に酒気帯び運転でひき逃げして逮捕された元「モーニング娘。」の吉澤ひとみ容疑者についての意外な素顔を紹介。数年前に目撃された、吉澤のとんでもない“泥酔醜態”現場の様子を詳しく報じている。

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