もえのあずき
もえのあずき

「テレビ東京に大食い番組が帰って来ました!」

 照英(44)に代わり新MCに就任した高橋みなみ(27)の高らかな宣言とともに、9月17日にテレビ東京の人気番組『大食い女王決定戦2018』が始まった。

 この日の大会にはこれまでの女王戦の歴代女王が参戦。2008年より3連覇を成し遂げ、現在は岩手県でパン屋を経営する“魔女菅原”こと菅原初代や、現在は他局の大食い番組にも出演するアンジェラ佐藤、2012年の優勝者で“トライアスロン正司”の異名を持つ正司優子、2009年の覇者・ロシアン佐藤らレジェンドたちが多数出場し、採れたてレタスを丸かじりする60分勝負や、後継者不足で閉店が近いとされる群馬県高崎市の“絶メシ店”6軒を回るレースなど壮絶なバトルを繰り広げた。

 決勝には菅原、アンジェラ、ロシアン佐藤の3人が進出し、「47都道府県、ごはんのお供対決」で、1時間にごはん40杯を食べたアンジェラ佐藤が優勝。これまでの大会では決勝に用意されていた「ラーメン」が2回戦で登場するなど大きな変更が多々あり、番組としては最初から最後までヒートアップしたが、熱心な「大食いファン」の心の中では、ある「わだかまり」が膨らんでいった。

 そう、過去に同大会で3度に渡り優勝を成し遂げている“もえあず”こと、もえのあずき(30)の不在だ。番組では「辞退」という説明がされていたが、その理由については一切なかった。そのため、視聴者の間でも不満が爆発。「えーーーもえあずちゃん今回でないのか……残念……もえあずちゃん大好きなのに……」「具合悪いとかじゃないといいな」「アンジェラ優勝おめでとうとおもいつつ、なんで今回もえあず出られなかったのかが気になる。別な仕事? 大食い引退してないよね?」といった声がツイッターなどにあふれていた。

 本サイトが複数の関係者に取材を進めたところ、どうやら引退はしていない模様。ただ、「大食いアイドル」のバラエティタレントとして、多忙な日々を送るもえあずだけに、イレギュラーな特別番組に出演する時間的余裕がなかった、という話が聞こえてきた。

「もう一つ理由があります。もしも、もえあずが出場するとしたら、優勝かそれに近い成績を収めなければ、彼女自身納得できないし、今まで築き上げて来た大食い女王としての地位にも傷がつく。しかし大食い番組は、それほど甘いものではなく、体調と気力を番組収録時にピークへ持っていかなければ優勝は不可能。多忙すぎるために大食いファイターとしてベストコンディションではないというもえあずが、今の状態で出場してもとても優勝できないと判断し、今回は辞退したのではないでしょうか」(放送作家)

 昨年、同局の『国別対抗! 大食い世界一決定戦』に日本代表として出場したもえあずは、プレッシャーで過呼吸となり、ドクターストップに追い込まれた。そうした悪夢を繰り返したくない、という思いもあったのかもしれない。

「今回、照英がいなくなり、高橋みなみが新MCに就任したほかにも大幅な番組リニューアルがありました。中でも目立ったのは準決勝での“絶メシ店”対決。店を移動する際にタクシーを使っていたのですが、その中で選手たちにインタビューをしていたんですね。これまで試合中に、選手の思いをジックリ聞くなんてことはまずなかったんですが、選手それぞれの生き方の違いなどがハッキリ見え、感情移入しやすい作りになっていました。高橋のMCもさすが元AKB48のリーダー。涙を見せる場面もあり、熱くて良かったです。それだけにもえあずの不在が残念。彼女が歴代の覇者たちの中でどう戦い抜くのか、見たかったというファンは私だけではなかったはずですよ」(前出の放送作家)

 次回の放送では、アンジェラ佐藤をもえあずが撃破、というシーンをぜひ見せてもらいたい!

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