滝沢秀明「ジュリー氏との確執否定」も気になる“本当の関係”の画像
滝沢秀明「ジュリー氏との確執否定」も気になる“本当の関係”の画像

 9月12日に突然発表された滝沢秀明(36)の引退表明は、いまだに芸能界を騒がせている。

 9月19日に発売された『週刊文春』(文藝春秋)では、「滝沢秀明&ジャニー社長vs.メリー&ジュリー母娘“最終戦争”」というタイトルで、滝沢と経営トップのジュリー副社長との確執を報じた。

「多くの芸能メディアは、これをジャニーズ内のお家騒動と受け取り、次期社長と目される藤島ジュリー景子さん(52)とその後ろ盾であるメリー喜多川さん(91)の母娘コンビと、滝沢を含むジャニー喜多川社長(86)の一派とで“事実上分裂”していると捉えていました」(ジャニーズの動向に詳しい芸能記者)

 そんな中、9月27日発売の『週刊新潮』(新潮社)では、渦中の滝沢秀明のロングインタビューを掲載。「『滝沢秀明』大いに語る」と題されたこの記事は、『週刊文春』の「滝沢とジュリー副社長との対立」説を一蹴するかたちとなった。

「『週刊新潮』は、“滝沢とジュリーの関係は最悪”という『文春』の記事を引用しつつ、滝沢本人がこれまでの報道をきっぱりと否定するという内容で、まさにジャニーズからの“反論”ともいえる記事でした」」(前同)

 しかし、この反論記事で、図らずも本当の二人の関係性が見える結果となった、と前出の芸能記者は語る。

「新潮の記事によると、滝沢がジャニーさんの後継者になるという結論を伝えられたジュリーさんは、滝沢に“二人で決めたことなんだよね”と返したそうです。これは裏を返せば、ジャニーさんと滝沢が長時間にわたって話し合っていることを知らなかった、とも取れます。また、滝沢はジュリーさんと“毎日連絡を取り合っている”と強調していましたが、その理由として語っていたのは、仕事について“ジュリーさんや皆と協力してやらないと何も出来ない”から。つまり、“業務連絡”なんです。大事なことは話していなかったわけですし、今回の一件から連絡を取り出したとも受け取れます。“微妙な距離感”だったことを逆に証明したとも言えるでしょう」(同)

 確かに、滝沢がジャニー社長のプロデュース業務を引き継ぐとなれば、今後事務所の経営面を仕切るジュリー氏と連携するのは当然のことだろう。問題は、今回の決断の前に二人がどんな関係だったか、ということだ。

「さらに言えば、二人のやりとりからは、ジュリーさんがジャニーさんの決定には口を出さないという別の関係性も見えてきます。とりあえず、滝沢がジャニーさんの後継者となるなら、ジュリーさんは、たとえどんな感情があろうとも、一緒にやっていくしかない。スターを生み続けてきたジャニーさんの役割を引き継ぐ彼がいなければ、次世代のスターは生まれないわけですからね。滝沢は社長にはならないと明言していますし、ジュリーさんが自分の身を心配する必要もない。当面は新体制のためにお互い協力していくでしょう。もっとも、今後滝沢が裏方として実績を残して、それこそジャニーさんのようなカリスマになったときに、どうなるかは分かりませんけどね」(同)

 ジャニーズ事務所の中枢にある激ヤバ火種は、今後もくすぶり続けていきそうだ。

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