■店選びが女性の気持ちを萎えさせる「適当なところに連れていかれるのが残念」

 他に、ラーメン店やファストフード店も不評。ゆったりとした雰囲気とは程遠く、せっかくのデートなのに、女性はないがしろにされている気分になってしまうようだ。

「ゆっくり話したかったのに、ゆっくりできる店ではない。会ってご飯食べてすぐ解散というデートになるのが嫌」(22歳/女性/学生・フリーター)

「券売機のある普通のラーメンチェーン店。会って数回目だったのに、適当なところに連れていかれるのが残念だった」(23歳/女性/学生・フリーター)

 日常的に会っているカップルならばいいのかもしれないが、デートの食事にわざわざリーズナブルな店を選ばれると、相手の自分に対する気持ちもそんなものなのかとガッカリする。彼女との時間を「安く」すませようというのが気に入らないという意見が複数だ。せめてデートでの食事は、多少雰囲気のよいお店を選ぶべきだろう。お金をかけないという意味で、公園でのデートを嫌う女性も多い。

「ただただつまらなかった」(15歳/女性/学生・フリーター)

「何もすることがない」(19歳/女性/学生・フリーター)

 若い女性にとっては、ただ公園を散歩するというのは、退屈すぎるようだ。他には、男性の趣味につきあわされるデートも、女性には耐え難い。たとえば釣り。最近は女性で釣りを趣味にする人もいるが、釣りに興味がない女性を誘うのならば、相当な準備とプラスアルファの楽しみがないと厳しい。

「魚を触るのが苦手なため」(23歳/女性/学生・フリーター)

「事前に言われなかったので、服装が釣りに合わなかった」(23歳/女性/学生・フリーター)

「あまり興味がなかった」(24歳/女性)

 趣味といえば、男性にとっては楽しいと思えるお店でのウィンドウショッピングも、女性にはただただ退屈な時間になってしまう。

「家電量販店。複数の商品を見たり、店員と交渉したり、とにかく長い」(36歳/女性)

「バス停。彼がバスのマニアで、バス停の時刻表の説明をされたが面白くなかったから」(33歳/女性/学生・フリーター)

「近所のお寺。特にお参りするわけでもなく……“なんできたの?”って感じでした」(34歳/女性/総務・人事・事務)

「本が欲しかったみたいで、書店で本を探す手伝いをさせられた」(35歳/女性/主婦)

「リサイクル店。デートで中古品を見るのはあり得ない」(37歳/女性/学生・フリーター)

 彼氏にとっては面白いのかもしれないが、自分本位に場所を決めてしまうと、彼女をガッカリさせる。男性が興味をもつことと、女性が興味をもつことはけして同じではないからだ。自分本位な男性はまだまだいる。

「彼氏の恩師の家に、何の相談もなしに連れていかれ、車で待たされた挙句、路上駐車していた車が邪魔になり、免許を持っていなかった私は動かすことができず、私が謝らなくてはいけなかった」(28歳/女性)

「彼氏の実家へ深夜に車で1時間かけて行き、私は家の前で待たされ、彼は一人家の中へ。そして、お父さんの財布のお金をこっそり抜き、私のとこに戻ってきた彼は、嬉しそうに私に1000円札1枚を見せびらかしてきた」(36歳/女性)

 ここまでくると、デートですらない。まったく女性を楽しませようという気持ちが感じられない。今回のアンケートでは、100人中98人が、これまでしたデートに何かしら不満を感じていた。しかし、「がっかりしたことはない」と答えた女性が2名だけいた。

 毎回のデートを完璧に演出するのは大変だが、せめて出かける場所には、多少なりとも気を遣ったほうがよさそうだ。そして、女性もどんなデートをしたいのが、どんなところへ出かけたいのか、彼氏に提案してみるのもいいだろう。

アンケートサイト「ボイスノート」調べ
http://www.voicenote.jp/

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