清原和博
清原和博

 2016年2月の薬物での現行犯逮捕から早2年半、元プロ野球選手の清原和博氏(51)に再び、警察の手が伸びた。「9月11日の夜、東京・新宿歌舞伎町の歩道で、清原氏が新宿署の警察官の職務質問を受け、パトカーで署まで連行されたんです。警察官が不審に思ったのは、彼の腕に複数の注射痕があったことが原因だといいます。清原氏は糖尿病のインシュリン注射の痕だと説明していたそうです。その後、新宿署に連行された清原氏は尿検査を受けましたが、結果はシロでした」(全国紙社会部記者)

 清原氏の身に再び降りかかったトラブル。7月末に著書『清原和博告白』(文藝春秋)を出版し、8月21日には甲子園決勝戦を現地で観戦するなど、明るいニュースが聞こえてきていた最中のことだけに、世間に与えた衝撃は大きかった。

■告白本ヒットで「銀座金満豪遊」の日々

 だが、清原氏の近況を知る野球関係者によると、彼に対する心配の声は、すでに出始めているという。「告白本が10万部を超えるヒットになり、多数の印税が懐に入ってきているといいます。事前の交渉がうまくいったんでしょう、印税も通常より高い10%を超える契約だそうで、すでに1000万円以上の金が振り込まれたといいます」

 金が入ると人は変わる。「以前は、新大久保の韓国料理店で静かに飲んでいたのが、今は、銀座に顔を出すようになったといいます。印税だけでなく後援者もバックについており、生活は確実に派手になりつつあるそうです」(前同)

 金、酒とくると次は女。「清原氏には逮捕前から交際していた女性がおり、今は一緒に住んでいるそうです。クスリを完全に断ち切ることができれば、結婚を認めると先方の親からは言われているとか。日々ベッドを共にする親密関係は間違いないですが、最近、彼はそんな彼女を置いて、夜遊びに熱を上げているとも聞こえてきます」(同)

『宮元通りクリニック』の渡會敏之院長は、こう語る。「薬物使用者は、一般には7割の人が再び手を染めてしまいます。これまでの人間関係を断ち切り、助けてくれる家族や施設の力を借りて、どうにか乗り切っていくことが必要なんですが。気になるのは腕の注射痕。インシュリン注射を腕に打つというのはおかしな話。普通はお腹かお尻に打つ。そのほうが位置をずらして何度も打てるし、痛さも軽減できる。腕だと痛くてたまらないですからね」

 日本野球界のスター、清原氏の完全復活を願うばかりだが……。

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