有働由美子アナウンサー
有働由美子アナウンサー

 27年間勤めたNHKを退局。10月1日から日本テレビ系のニュース番組『news zero』の新キャスターに就任したフリーアナの有働由美子(49)。1日の放送は大きな注目を集め、平均視聴率10.0%と、前回9月28日放送の5.5%(ともにビデオリサーチ調べ、関東地区)から大幅なアップとなったが、その裏で「有働アナ、大丈夫か?」と懸念の声も上がっていたようだ。

「もともと有働さんはミーハーで、実はジャーナリスティックな話題が得意とはいえない。『あさイチ』(NHK)では柳澤秀夫さん(65=当時NHK解説委員)がカバーしていたのですが、10月からはそういうわけにはいきませんから。番組が仕切れるとは言っても『あさイチ』は、あくまでも生活情報番組。夜帯のニュース番組を仕切るのは、場違い感が否めません。有働さんと仲の良い芸能関係者は“アホがバレちゃうよ?”と笑顔で心配していましたよ」(NHK関係者)

 と、有働アナに近い人は、ハラハラしながら『zero』を見守っていたようだが、10月1日の初回放送ではその心配が現実のものに。

「この日、番組ではノーベル賞を受賞した本庶佑教授のニュースを読み上げたんですが、有働は“おめでとうございます!”と頭を下げたとたんにしどろもどろになってしまったんです。“こんな日に番組を始めることができて、ありがとう……”となぜか感謝し、そのあと自分で“ありがとうは変だな”とツッコミ。急に飛び込んだニュースとはいえ、無理やり言葉をつないでいる印象でした」(テレビ誌ライター)

 有働はちんぷんかんぷんなコメントだけでなく、この日、あらゆる場面で噛み倒した。一部では番組のギャラが年間3億円超とも伝えられているが、ニュース番組のキャスターとしてはやや頼りなさを感じた人も多かったようだ。SNSでは視聴者から「有働さん、ガチガチに緊張しているのか噛みまくり」「心配になるほど噛む人だな」「あまりニュースっぽくないが大丈夫なんだろうか」といった感想が上がっていた。

「有働といえば『あさイチ』時代、その前の時間に放送されている連続テレビ小説を受けてたびたび涙を流したり、また時にはデート中に“トイレに間に合わなかった”経験を明かしたりと、視聴者と非常に近い立ち位置で、これまでになかったスタイルで人気を博したアナウンサーです。『news zero』初回では“みなさんのニュースに関する考えを送っていただき、会話するニュースとして伝えていきたい”と語っていましたから、視聴者に寄り添うような番組を目指しているのだと思います。まだ固い部分が見られますが、じきに本来のキャラを取り戻してくれるのではないでしょうか」(前出のテレビ誌ライター)

 さすがに放送4日目ともなると、有働アナの仕切りにも余裕が出てきたようで、進行も少し落ち着いた模様。日本の“朝の顔”から“夜の顔”に見事、転身できるのか。有働アナの今後のキャスターぶりに要注目だ!

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