博多大吉(博多華丸・大吉)
博多大吉(博多華丸・大吉)

 10月3日放送のラジオ番組『たまむすび』(TBSラジオ)で、博多華丸・大吉博多大吉(47)が2代目キャスターを務めている『あさイチ』(NHK)の冒頭で連続テレビ小説の感想を言う、いわゆる朝ドラ受けの裏側について語っていた。

 番組冒頭、TBSの外山惠理アナウンサー(42)が「ドラマを見ながら、ずっと立っているんですか?」と、『あさイチ』が始まるまで大吉たちはどうやって朝ドラを見ているのか質問した。すると博多大吉は、午前7時50分にスタジオに入り、打ち合わせをしながら朝ドラを見て、8時5分ぐらいにゲストが入ってきて8時13分ぐらいから立ち位置についていると答え、そのときは全員で無言のままドラマを見ていると説明した。

 さらに、博多大吉は打ち合わせをしながら朝ドラを見ても内容が頭に入ってこないため、先に午前7時30分からNHK-BSプレミアムで放送している朝ドラを、楽屋で相方の博多華丸(48)と一緒に見ていると明かした。また、以前はメイクの時間の関係で、自分は見られないこともあったが、最近はほぼ見られるスケジュールになったという。

 続けて「ドラマ2回見て、8時13分ぐらいに“2分前です”って、声かけられるんですね。そこまでは、一応(席に)座ってるんですよ。そこから、のろのろと立ち上がって、3人で(立ち位置に)並んで、ゲストの方は一回、ちょっと横によけて。“どうぞ”(の合図)で本番が始まるという」と、ずっと立っているのかという外山アナの疑問に答えつつ、放送開始までの段取りを説明した。

 また、普通のゲストならいいのだが、朝ドラに出演している俳優がゲストのときは、彼らも照れくさいようだとも。『半分、青い。』の永野芽郁(19)や佐藤健(29)が出演したときのことを振り返り、「自分が全力で演技しているのを、オジさんオバさんがみんなずーっと見てるから。ちょっと照れくさいなぁ、みたいな(雰囲気)」と、語っていた。

 博多大吉は『あさイチ』を引き継ぐと決まったとき、朝ドラ受けについて悩んでいたようだ。3月30日放送の同番組に出演したとき、初代キャスターを務めるV6の井ノ原快彦(42)から「朝ドラ受けとか言ってますけど、やってもやらなくてもみなさんの自由だし」と言われ、大吉は「やりたい気持ちもあるし、同じことをやったら、また、前のほうが良かったって絶対、言われるだろうし」と、悩める胸中を明かしている。

 その翌週の4月2日から新生『あさイチ』がスタートし、華丸と大吉は『半分、青い。』の朝ドラ受けをすることになった。これまでの朝ドラとは違った破天荒な展開の連続に、2人はとまどい、意外と苦労をしていたようだ。実際に博多華丸が『たまむすび』にゲスト出演したとき、永野芽郁が演じる鈴愛(すずめ)の言動は「擁護できない」と本音をポロリ。大吉も「もう、めちゃくちゃや」とあきれ気味で、「五平餅、どうなる? あんだけギャーギャー騒いどったのに?」「100均の品ぞろえの薄さ、ありえない!」などと、『あさイチ』では言えない『半分、青い。』へのツッコミを入れていた。

 10月から始まった『まんぷく』は、インスタントラーメンを生み出した、日清食品の創業者夫婦をモデルにしている。初回は『あさイチ』で台風24号の被害状況を伝えたため、朝ドラ受けは休みだったが、2回目からは朝ドラ受けを再開。『半分、青い。』とは打って変わって、王道の朝ドラヒロインとストーリーだったため安心したのか、2人はノリのいい朝ドラ受けをしていた。

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