有働由美子アナウンサー
有働由美子アナウンサー

 27年勤めたNHKを今年3月に退社し、10月1日から日本テレビ系のニュース番組『news zero』の新キャスターに就任した有働由美子アナ(49)。視聴者からも大きな注目を集め、10月1日の初回放送では前回9月28日放送の平均視聴率5.5%から大幅アップし、10.0%(ともにビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得した。

「有働さんは、長年MCを務めたNHKの『あさイチ』ではさまざまな性の問題を扱ったりと、NHKのマジメなイメージをぶち壊すような企画にも積極的に取り組んできました。『news zero』でもそんな既存の枠に収まらない大胆なキャラを期待して番組関係者も起用を決めたようですが、求めていたものとはやや違う方向になっているようです」(日テレ関係者)

 前出の日テレ関係者は続ける。

「番組開始直前に、番組でコンビを組むはずだった日本テレビの青山和弘解説委員に女性社員へのセクハラ疑惑が浮上したんです。これに有働さんは激怒。キャスター降板はなんとか食い止めたんですが、有働さん自身は下ネタにはどんどんナーバスになっていて、“下ネタは完全に封印する”と周囲に話しているようなんです。たしかに初回の視聴率的には以前よりアップしましたが、今後、視聴者が肩透かしを食らわないか、心配の声が上がっています」

 有働アナといえば、4年連続での司会担当となった2016年の『NHK紅白歌合戦』で勝負下着について告白。放送終了間際に突然、「黒いドレスの下に赤いパンツをはいてたんですよ」と語り、周囲を驚かせた。

 また8年間に渡りメインMCを務めた『あさイチ』(NHK)でも、他の女性アナウンサーからは聞けないような過激なトークが人気に。16年7月のある日の放送では、過去のゴルフデートの最中に便意に襲われたものの、結局間に合わずに下着を汚してしまったことを堂々と語っていた。

「そうしたことから、有働さんには型破りなニュースキャスター像を期待していたのですが……。グルメ系の企画をやりたいという程度のゆるさはあるそうですが、下ネタはいっさいNGのよう。やはり『news zero』では“ジャーナリスト”としての見え方を気にしているんでしょうね。NHK退局時、“今後はジャーナリストとして”と意気込んでいましたが、もともとのサバサバした性格も相まって、スタッフらもビビってしまい、様子を見ている状況です」(前出の日テレ関係者)

 10月1日の『news zero』初回放送の後に有働アナが生出演した同局の『月曜から夜ふかし』では、嫁が大好きで嫁の写真を見て自身を慰めているという、一般男性の「嫁ニー」の話から下ネタトークに。MCの関ジャニ∞村上信五(36)やマツコ・デラックス(45)から「俺で言えばムラニー」「私はデラニー」と話を振られた有働は、「“ウドニー”をしてくださる方がいるなら本当にすごい、私49歳ですよ?」とガッツリ下ネタに乗って見せた。

 フリー転身後は、ニュース番組とバラエティとでキャラをきっちり使い分けているようだが、その壁が崩れ、ニュースでもぶっちゃけた姿を見せてくれる日を視聴者は待っている?

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