■第1位に輝いたのは、ロボットアニメの“金字塔”的作品!

 第2位(9.0%)には、元祖国民的アニメでロボットキャラの代表格でもある『ドラえもん』がランクイン。藤子・F・不二雄による漫画が原作で、アニメや映画、舞台化もされている。親子2代、3代で楽しんでいる家庭もあり、国民的漫画と言っても過言ではないだろう。

 厳密には、ドラえもんには意思があり、人が乗って操縦するわけではないが、選んだ人たちの答えで圧倒的に多かったのは「四次元ポケットの中から、いろいろな道具使ってみたい」(36歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)、「自由に飛びたい」(33歳/男性/総務・人事・事務)というものだ。自らドラえもんを操縦したいというわけではなく、使ってみたいのはポケットの中身というわけだ。他には「過去や未来に行きたい」(36歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)、「過去を変えてみたい」(40歳/男性/総務・人事・事務)など、タイムマシンを使いたいという声も目立った。せちがらい世の中に辟易した大人ならではの答えかもしれない。

 そして、ぶっちぎりで第1位(63.0%)だったのは、『機動戦士ガンダム』。1979年に放送の始まった『機動戦士ガンダム』は、通称“ファーストガンダム”と呼ばれ、その後、シリーズ作品が続々と作られ、いずれも人気を博している。ガンダムはロボットアニメの金字塔と言えるだろう。

 ガンダムを選んだ理由で圧倒的多数だったのは「宇宙を自由自在に飛びまわりたい」(35歳/男性/公務員)、「大気圏突入を体験したい」(33歳/男性/会社経営・役員)、「月に行きたい」(46歳/男性/総務・人事・事務)、「ジオン軍と戦いたい」(37歳/男性/営業・販売)という、宇宙で操縦したいという答えだ。作中では地上だけでなく宇宙でのバトルも多いため、アニメの世界観に憧れる人が多いようだ。「空を飛びたい」(44歳/男性)といった声もたくさんあった。「憧れのロボットだから」(44歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)、「理由はない。ただ乗りたい」(44歳/男性)と、ガンダム以外考えられないという人もいたが、「うちの傾きを直したい」(38歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)、「引っ越しに使いたい」(49歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)という、妙に現実的な人もいた。

 以上が、働き盛りの30~40代の男性が操縦したいロボットベスト4だ。今は技術も進み、パワードスーツ系であったり、簡単に動かせる二足歩行ロボットも生まれ始めている。近い将来、子どもの頃夢見たパイロット体験が、現実にできる日がやってくるかもしれない。

アンケートサイト「ボイスノート」調べ
http://www.voicenote.jp/

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