「月に行きたい女」剛力彩芽に立ちはだかる強力“ムーンライバル”たち

「所属事務所のオスカープロモーションは早い段階で“剛力が月へ行く予定はない”とコメントを出していたのですが、本人は準備運動を始めているようですよ」（芸能記者）

　世界初の民間人月旅行者となることを発表したファッション通販サイト「ＺＯＺＯＴＯＷＮ」の運営会社・ＺＯＺＯ社長の前澤友作氏（４２）。

　宇宙ベンチャー・スペースＸ社のロケットで、２０２３年に月旅行に行く計画だが、前澤氏自身だけで月に行くのではなく、ロケットに６～８人のアーティストを同行させる「ディアムーンプロジェクト」も発表。日本だけでなく世界中からその動向が注目されている。

　そんな前澤氏が１０月９日に会見を開き、交際中の女優・剛力彩芽（２６）が月旅行に同行する可能性について、「チャンスはある。彼女も興味を持っていて、ぶっちゃけ“私も行きたいな～”と言っている」と明かしたのだ。

「剛力の“行きたい”宣言はファンだけでなく、オスカーも驚いたでしょうね。ただ前澤氏はアート愛好家であり世界有数のコレクターでもあります。６～８人と枠は限られていますから、月旅行の同行者は前澤氏が敬愛するアーティストで占められるでしょう」（前出の芸能記者）

　会見で前澤氏は「ディアムーンプロジェクト」について改めて説明。ミュージシャン、画家、映画監督、ファッションデザイナーといった、クリエーションで世界を良くしたいと考える人を選ぶと語り、前澤氏自身がその人の作品を好きなことも大事だと強調した。アート情報に詳しい芸能関係者からは月旅行の候補者が何人か上がってきている。

「前澤氏が以前から大好きだと公言しているアーティストにイギリスの人気バンド『レディオヘッド』のトム・ヨークがいます。前澤氏自身も長年バンドでドラムを演奏していたうえ、レコードショップを運営していた過去もある。トム・ヨークは最有力候補でしょう。５０歳なので宇宙に行く体力がやや心配ですが」（音楽誌ライター）

　ツイッターでは歌手の矢野顕子も月関連の発言をつぶやきつづけており、前澤氏のニュースにも関心を示していた。もしかしたら可能性があるかもしれない。前出のライターは続ける。

「他には、ＺＯＺＯのオフィスなどにも作品が飾られている現代美術家の村上隆氏や奈良美智氏も候補に挙げられます。それと、最近前澤氏は１０億円を超える価格で取引されたこともある、ヴァイオリンの超名器・１７１７年製のストラディヴァリウスをコレクションに加えたばかり。世界的なバイオリニストに宇宙で演奏してもらう、なんて企画もあるかもしれません」

　月行きを夢見る剛力は、世界に名をとどろかせる強力な“ムーンライバル”たち以上の魅力を前澤氏にアピールしたいところだが、芸能記者はこう話す。

「剛力にとって最大のライバルは、月旅行までの“５年”という年月ではないでしょうか。“ディアムーンプロジェクト”の実行は２０２３年。前澤氏は、かつて交際し、前澤氏の資産管理会社の役員にまでなっていた紗栄子との交際も約２年でピリオドを打っています。結婚でもしない限り、前澤氏が同じ恋人と５年間つきあうのは難しいことなのかもしれません。ただ、前澤氏は雑誌のインタビューで剛力との結婚はないと明言していますから、そうなると、剛力の月旅行実現はかなり難しいのかもしれませんね……」（前出の芸能記者）

　はたして５年後、剛力彩芽は宇宙で月を見られているのだろうか……？