野村周平
野村周平

 10月6日から野村周平(24)主演の新ドラマ『結婚相手は抽選で』(フジテレビ系)がスタート。野村演じるオタク男子が相席居酒屋で出会った女性にひどい仕打ちを受けるシーンがあり、視聴者の共感を呼んだようだ。

 同ドラマは、作家の垣谷美雨氏の同名小説が原作で、少子化対策として「抽選見合い結婚法」という法律が制定された日本が舞台。条件に当てはまる独身男女は、抽選で選出された相手と強制的に見合いをさせられ、3回断った場合は「テロ対策活動後方支援」に2年間従事しなければならない。主人公の宮坂龍彦(野村)は、コンピューターソフト会社でSEをしているオタク系男子。ゲームやアニメが大好きで、重度の潔癖症でもあることから、人と関わることが苦手。

 ある日宮坂は、「抽選見合い結婚法」の制定を機に同僚に誘われ、相席居酒屋に出かけることに。同僚たちが女性と盛り上がる中、案の定、宮坂はうまくしゃべることができずにいた。しかし、その場でアニメの話題が出た途端、いきなり自分の好きなアニメキャラクターの話をまくしたてる。

 するとドン引きした女性陣は「キモ!」「そんな話面白くない」「キモオタにつきあってる暇ないんですけど」と、宮坂に辛らつな言葉を投げかけた。

 野村の、人とコミュニケーションがうまく取れないオタク男子ぶりに、多くの視聴者が共感。ネットでは「なんか他人事に思えない……泣きそうになった」「龍彦がせっかくついていける話題出たのに、めちゃめちゃ早口でまくし立てて、女子に“キモ”って言われてるの見て、心がぎゅぅんってなった。ツラい」「やべぇ、ちょっとアニメ関係の話振られたとき、盛り上がる私は周りからキモオタと思われてるのね」「“キモ”って直接言うのはひどすぎない?」など、さまざまな反響が上がっていた。

「同ドラマは、少子化対策による架空の法律をモチーフにした作品ですが、同じようなテーマの作品として、漫画『恋と嘘』(DeNA/講談社コミックス)や、ドラマ『オトナ高校』(テレビ朝日系)を思い出した視聴者も多かったようです。ただ、原作の『結婚相手は抽選で』(双葉社)が刊行されたのは2010年なので、それらの作品よりもかなり前の作品ということになりますね」(テレビ誌ライター)

 第1話は、宮坂のもとに「抽選見合い結婚法」の対象者に選ばれたことを示す書類が届いたところで終了。この法律をきっかけに、宮坂にはどんな運命が待ち受けているのか、第2話の展開も気になるところだ。

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