男性の多くは、彼女ができたら「手料理を作ってほしい」と思っている。どこかで“おふくろの味”が恋しく、それを愛する女性にも求めるのだろう。具体的にどんなメニューを作ってほしいと思っているのか、ここでは20~30代の未婚男性100人に、「彼女に作ってほしい料理」を聞いてみた。さっそく結果を見ていこう。
第5位(7.0%)は「ハンバーグ」。ごはんが進む、ガッツリした肉料理を好きな男性は多い。家庭料理のイメージも強く、手作り感も満喫できるメニューかもしれない。ソースのアレンジによって、洋風、和風など、作り手の工夫や愛情も感じられる。
第4位(8.0%)は、日本の家庭料理の代表格とも言える「みそ汁」。一汁三菜と言われる和食には欠かせず、使うみそによっては、ふるさとを思い出す料理だろう。豆腐やワカメ、ネギ、なめこなど、具材を変えれば毎日食べても飽きない。そんなみそ汁を、毎日彼女に作ってもらえたら最高だ。
続く第3位(9.0%)は「オムライス」だった。一般的には、ケチャップで味つけしたチキンライスを薄焼き卵やプレーンオムレツで包んだメニューで、ソースにはデミグラスやベシャメルがよく使われる。家庭では、ソースもケチャップの場合が多い。ケチャップで「ハートマークや愛のメッセージを書いてほしい」と思い描く男性もいそうだ。男はいくつになっても、甘えん坊でロマンチストなのだ。
第3位に大差をつけ、第2位(18.0%)に躍り出たのは「カレー」だ。ベタと言えばベタすぎるメニューだが、「アレンジで味が大きく変わる」「誰でも作れるから料理の腕が分かる」と考える男性や、家のカレーが「大好物」という男性は多い。また、よっぽどの“魔改造”をしない限り、失敗しにくいため、料理が得意ではない彼女にも優しいメニューかもしれない。
そして、いよいよ第1位(24.0%)は、昔から家庭料理の定番、彼女に作ってほしい料理として首位に君臨する「肉じゃが」が選ばれた。ごはんのおかずに、じゃがいもがメインの料理だと「炭水化物に炭水化物で合わない」という意見も聞くが、昔も今も「彼女の肉じゃが」に憧れる男は多いようだ。素朴な料理なだけに、家庭らしさを感じてホッとするのかもしれない。
ちなみに、肉じゃがの肉は東日本だと豚肉、西日本は牛肉を使うことが多いため、彼女の出身地によっては、実家の肉じゃがと違うものが出てくるかもしれないことは覚えておこう。
以上が、男性が彼女に作ってほしい手料理ベスト5の結果だ。全体的に、凝った料理よりも、家で普通に食べられる料理が好まれる傾向にあった。なお、少数派ではあるが「フレンチトーストとインド料理とホットケーキ」(36歳)という、ハードル高めなメニューを求める男性や、「なすとピーマンと豚バラのみそ炒め」(28歳)という、実家のおかず的なものを求める男性、「レトルトの材料を利用しない料理、たとえば肉じゃがやみそ汁、オムライス等それぞれ作った人の個性が出る料理がいいなと思います。特に交際初期だとなおさら」(37歳)といった繊細なオーダーをしている男性もいた。きっと彼女が作るなら、どんな料理もごちそうなはず!
アンケートサイト「ボイスノート」調べ
http://www.voicenote.jp/