■浅野温子に芝居のアドバイスを

――なるほど。グラビアで美しい姿を見せてくれる一方で、女優業も盛んです。5月には新海誠監督作品の初舞台化作として話題となった『雲のむこう、約束の場所』に出演されました。

紗綾 新海監督の原作を忠実に再現しつつ、みんなで試行錯誤してオリジナルティもプラスした脚本を作りました。

――観客の反応は、いかがでしたか?

紗綾 プロジェクションマッピングを使用するなどの試みに、「壮大で感動した」という感想をいただいたのが印象的でした。

――紗綾さんは、演じるうえで、どんなことを意識したんでしょうか。

紗綾 私は焦っている演技をするときに、いつも声が高くなってしまって裏返りそうになるんですが、演出家の方から、「低い声で発声して」など、今まで言われたことがない指導をしていただいて。難しかったですが、繰り返し稽古をするうちにOKがもらえるようになりました。

――舞台といえば、共演者さんみんなが仲良くなるイメージがありますが……。

紗綾 はい、みんな仲がよかったですね。大御所の浅野温子さんと共演させていただきましたが、すごく親切にしていただいて。稽古終わりや本番終わりに、みんなでご飯に行ったときも、お芝居のアドバイスをもらったりしました。

――貴重な時間を過ごせたんですね。

紗綾 はい。演技力のある女優になれるよう頑張っていきたいと、改めて思いましたね。

 グラビア界でトップに上り詰めた紗綾さん。今後、彼女が映画やドラマで魅せてくれる演技に注目です!

紗綾(さあや)1993年11月15日、福岡県生まれ。T150。2005年にグラビアアイドルとしてデビューするとグラビアはもちろんバラエティ番組やドラマ、映画、舞台などで活躍。18年8月にグラビア卒業を発表した。45枚のイメージDVDと写真集10冊を発売。現在、MBSラジオ『イマドキッ』にレギュラー出演、主演映画『だめんずうぉ~か~ パッション編』(だめんずFILM)が公開中。キックボクシング『KNOCK OUT』オフィシャルサポーターや北九州市特命観光大使を務める。

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