※画像は「ヤバイTシャツ屋さん」公式サイトより
※画像は「ヤバイTシャツ屋さん」公式サイトより

 大みそかまで3か月を切り、今年も『NHK紅白歌合戦』の出場予想が盛り上がってきている。

 北島三郎(82)が2013年の出場を最後に紅白を“卒業”し、森進一(70)も2015年の出場で卒業。2016年には細川たかし(68)が自ら出場を辞退し、39回出場してきた和田アキ子(68)はこの年、まさかの“落選”となった。

 ここ数年で世代交代&リニューアルを図っている紅白。関係者からは、今年は10代20代に人気のアーティストが起用される、という話が浮上。

「昨年は初出場となったLittle Glee Monsterが、トップバッターを務めましたが、今年はその“新人枠”に『ヤバイTシャツ屋さん』『あいみょん』『Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)』の3組が候補になるのではないかという説が出ています」(芸能誌記者)

 だが、「って言われても誰!?」と、3組は初耳だという人もいるかもしれない。紅白をより楽しむために予習しておこう。

■「ヤバイTシャツ屋さん」

 大阪芸術大学の軽音サークルで結成された男女3人組のロックバンド。通称「ヤバT」。2015年に開催された関西の音楽コンテスト「eo Music Try 2016」でグランプリを獲得したことで注目され、翌年ユニバーサル・ミュージックからメジャーデビューを果たした。

「インディーズ時代からツイッターを中心に話題を集めていました。CDは即日完売で入手困難になったり、SUMMER SONICやROCK IN JAPAN FESTIVALなどの音楽フェスの常連でもあります。全米1位のエレクトロポップデュオ・LMFAOのパーティーチューン『Shots』をオマージュした“しゃっ、しゃっ、しゃっ、しゃっしゃ! えびば~でぃ!”でおなじみの『あつまれ!パーティーピーポー』は、LMFAO本人の耳にも届き、SNSを通して“マジでハマってる”“ツアーを一緒に回ろう”といったコメントをもらっていました」(レコード会社関係者)

 10代20代の邦楽ロックファンや業界内からも評価が高い『ヤバT』。また、ボーカル&ギターのこやまたくや(25)は、ミュージックビデオの制作も手がけており、中学校の先輩である岡崎体育(29)の楽曲『MUSIC VIDEO』のプロモーションビデオでは映像監督を務め、「第20回文化庁メディア芸術祭・エンターテインメント部門新人賞」を受賞している。

「“ヤバT”は今年の3月に『NHKフレッシャーズキャンペーン2018』のイメージキャラクターに抜擢されました。NHKをテーマにした書き下ろし曲『案外わるないNHK』を発表し、NHKとの関係も良好で紅白出場が濃厚といわれています」(前出の芸能誌記者)

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