阿部寛
阿部寛

 10月12日放送の『A-Studio』(TBS系)に、俳優の阿部寛(54)が出演。自分が何を言っているか分からないと告白し、MCの笑福亭鶴瓶(66)を苦笑させていた。

 この日、阿部寛が10月14日にスタートした主演ドラマ『下町ロケット』(同局系)の撮影現場の様子などを語ると、笑福亭鶴瓶が社員への長い熱弁シーンで「(セリフが)パーンと飛ぶことはある?」と質問。阿部は飛ぶときはあるが、舞台の経験があるため「大声(でしゃべるとき)のほうが飛ばないんですよ」と語った。

 これを受けて、笑福亭鶴瓶が「どっちかっていうと大声じゃないからね。ふだんはボソボソって言うやん」と指摘し、阿部寛がボソボソとしゃべるマネをしてみせた。するとサブMCの川栄李奈(23)が「聞こえないですね」と苦笑。阿部も「そうですね」と、何を言っているか分からないことを認めた。

 そして阿部寛は、自分では聞こえているものと思っているのだが、自分が出演した番組を見ると何を言っているか分からず、テレビの自分に対して「ちゃんとしゃべれよ!」と怒ってしまうと告白。さらに「でも、自分ではすごく良く聞こえているんです、明白に」と釈明すると、鶴瓶に「当たり前! 一番近い」と、自分の声なのだから聞こえて当然だとツッコまれていた。

 また、番組ではゲストに近しい人にインタビューを行っているのだが、今回は18年来のつきあいという、後輩俳優の北村一輝(49)に極秘取材。北村は阿部寛のデビュー当時の写真や動画を数多くコレクションしており、1987年公開の初出演映画『はいからさんが通る』では、阿部のセリフが棒読みだったと指摘。阿部も「何言ってるか分からなかった」と振り返った。

 さらに、阿部寛が男性ファッション誌のモデルとして活動し始めた頃、編集部が作った自身のグッズを記念に自宅へ持ち帰っていたそうで、その中には阿部の顔が全面にプリントされた布団カバーがあったという。雑誌の記事にその上で横になっている小さな写真が載っていたのだが、その写真まで北村はコレクションしており、機会があるとそれを引っ張り出してネタにされていると阿部は語った。

 さらに阿部は「それが、うらやましかったのか分からないけど」と前置きし、北村がファンクラブ用に自分の上半身裸の写真がプリントされたバスタオルを作っていると暴露。続けて「それを、僕にくれるんですよ。どう使っていいか分からない」と、苦笑しつつ明かすと、スタジオには驚きの声があがっていた。

 阿部寛は『下町ロケット』の番宣のため、同日放送の『ぴったんこ・カンカン』(同局系)にも出演。焼き芋が好きすぎて店で売っているものを買い占めてしまうため、スーパーに買いに行くと店員に隠されてしまうエピソードを語り、話題となっていた。『下町ロケット』では熱い社長を演じている阿部だが、これらのエピソードを思い出しながら見ると、より楽しく見られるだろう。

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