■DA PUMP、乃木坂46や欅坂46も!
逆に、13年に“勇退”した北島三郎には、「“審査員でもいいから出てもらいたい”と毎年、熱いオファーを出している」(NHK関係者)というから、切ない格差と言えよう。「当のサブちゃんは、“もう俺の時代じゃないから”と固辞しているそうで、確かに若い世代の出場候補者は豊富です。たとえば、受信料啓蒙イメージキャラクターとして局とコラボするなど、NHKへの貢献度抜群のロックバンド、ヤバイTシャツ屋さんは確実でしょうね」(前同)
他にも、あいみょん、Mrs. GREEN APPLE、乃木坂46や欅坂46、KポップのTWICEや防弾少年団、ジャニーズ期待の新星King&Princeなどが、確定的だとされている。「世代交代は局の重要な課題。どうしても、将来的に受信料を確保しなければならないという観点から、今のうちから若者の支持を確保すべく、若手ミュージシャンの存在は大事なんです」(前出の三杉氏)
そんな中で目玉とされるのが、DA PUMPだ。「大ヒット曲『U.S.A』は、出場者全員を巻き込む演出ができる、NHK好みの曲。かつてのゴールデンボンバーのような大掛かりな演出を考えているそうです。所属事務所としても、同事務所出身の安室奈美恵が引退した今、彼らに賭けるべく紅白との協力態勢を強化中とか」(黒川氏)
ベテラン勢も見どころがありそうだ。前述の『まんぷく』主題歌を担当するDREAMS COME TRUEをはじめ、今年40周年を迎えるサザンオールスターズも確実視されている。「サザン同様に40周年なのが、長渕剛。両者は犬猿の仲として長らく共演NGとされてきましたが、14年に満を持して同じ紅白に出演。当時は、直接の絡みがなかったんですが、ともに記念イヤーですから、今年こそはサプライズ的な絡みがあるのではないでしょうか」(三杉氏)
さらに、こんな意外な共演も期待されている。「8月放送の歌番組『思い出のメロディー』(NHK)で、5月に亡くなった西城秀樹さんが録音テープの歌声で、盟友の野口五郎がデュエットするという異例のコラボが実現しました。さらに紅白では、郷ひろみも交え、“新御三家復活”という感動演出を考えているそう」(スポーツ紙記者) 新御三家を知る年代にとっては、黄金の企画だろう。
“サプライズ演出”が囁かれるのは、他にもいる。“あのお笑いコンビ”が、オファー・リストに挙がっているというのだ。「とんねるずです。『みなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が終了し、凋落著しい彼らですが、やっぱり世の中を騒がせる力を持っている。同番組の最終回で、『情けねぇ』の歌詞を、“フジテレビをおちょくるな”と替えて歌ったことで話題となりましたが、それを紅白仕様にする可能性もありますし、話題性は抜群です」(三杉氏)