10月17日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に、俳優の井浦新(44)が出演。TOKIOと一緒にやりたいという時代劇のキャスティングを発表し、その的確な理由がファンをうならせた。
この日の番組のゲストとして登場した井浦は、ちょっと不思議な趣味や個性的なこだわりを発表。その中で、TOKIOのメンバーに「一緒に時代劇やりません?」と提案した。
多方面のアートに精通する井浦は、江戸時代に実在した絵師に興味があるそうで、江戸時代の絵師のキャラとTOKIOのメンバーのキャラには、かなりの共通点があると説明。そこで絵師の人生を描く時代劇を作りたいと企画を持ちこみ、井浦が考えたキャスティングを発表することに。
まず井浦は、“不良を束ねる親分”こと歌川国芳役に、松岡昌宏(41)を配役。歌川国芳の「曲がったことは大嫌い」「かなりの照れ屋」といった性分は、松岡と共通していると井浦が解説すると、他のメンバーからも賛同の声が上がった。続いて“動物に優しい”伊藤若冲には、国分太一(44)をキャスティング。井浦は、伊藤若冲には動物だけでなく、野菜をモチーフにした作品も多いと語り、自家菜園が趣味の国分と共通すると説明。さらに若冲は「仕事に対する変態性」があると紹介し、幅広いジャンルの仕事をプロフェッショナルにこなす、凝り性な国分とは合い通じる部分があると語った。
さらに井浦は、“ロックな絵師”曾我蕭白(そがしょうはく)役に、長瀬智也(39)を配役。蕭白が、誰ともつるまず孤独を貫いた点や、とがった作風、やさぐれた人生などが長瀬に当てはまると分析した。そして最後に葛飾北斎役には、城島茂(47)をキャスティング。その共通点として「ダジャレ好き」を挙げ、北斎という名前自体“アホくさい”“屁くさい”から来ているとも言われていると紹介すると、TOKIOのメンバーは「似てる」と共感していた。また井浦は、北斎は“おじいちゃん”というイメージが強いと語り、「そのビジュアルをしっかり演じてもらえるのは、城島さんしかいない」と太鼓判を押した。
そんな井浦のプレゼンに、ファンも共感。ネットでは「井浦さん、TOKIOのことよく見てるなぁ」「井浦新さんすごい! TOKIOのイメージと絵師の話が合ってるし、鳥肌が立った」「葛飾北斎が城島茂か。やるね、井浦新。なかなか面白い感性の人だな」など、その意見に賛同したというコメントが相次いだ。
この時代劇を「ぜひ見たい」という意見も続出した井浦の“江戸時代絵師”ドラマ案。本当に実現したらかなりの注目を集めそうだが、はたして!?