博多華丸『まんぷく』朝ドラ受けでの「本場プロフェッショナル解説」

　ＮＨＫ朝ドラファンの大きな楽しみとなっているのは、ドラマ放送後に始まる『あさイチ』での「朝ドラ受け」トーク。

　有働由美子（４９）、井ノ原快彦（４２）両ＭＣ時代から始まった番組オープニングでの“お約束”だが、今やすっかり番組名物になっている。

「この４月から博多華丸・大吉、近江友里恵アナ（３０）にＭＣが代わって、朝ドラ受けがどうなるか不安視されましたが、ちゃんと後を継いでくれましたね。前作『半分、青い。』では、華丸さんが熱くのめり込んだトークを展開して、脚本を務めた北川悦吏子さんがツイッターで反応。番組内で対談が実現したこともありました。大吉さんもクールな分析がとてもいい感じです」（テレビ誌ライター）

　現在放送中の『まんぷく』でも、ほぼ連日「朝ドラ受け」トークが繰り広げられているが、特に注目を集めているのが「屋台ネタ」だ。本作では、登場人物たちが屋台で飲食する姿がたびたび描かれており、朝ドラ受けでもネタにされているのだ。

　１７日放送の第１５回では、桐谷健太（３８）演じる世良勝男が、主人公の福子（安藤サクラ／３２）から立花萬平（長谷川博己／４１）との関係を聞かれて、「立花くんとは友達や。屋台でラーメン食うた仲やで。親友言うてもええな」と返答する。

　そんな世良に、福子が憲兵に捕まっている萬平を助けてほしいと頼むと、態度は一変。「僕が立花君を助ける義理はない。ラーメン一緒に食うただけや」と急に弱腰になるという展開が描かれた。

　この日は、華丸が「ラーメン食べたら親友ですよ」と切り出し、大吉が「本当に？」とツッコむと、「替え玉したら大親友！」と念押し。近江アナを「私、華丸さんとラーメン食べたことない、ちょっとショック」と落ち込ませていた。

　さらに１９日放送の第１７回では、加地谷社長（片岡愛之助／４６）と不正を働いた憲兵が屋台の飲み屋で密談。その会話に世良が聞き耳を立てて、秘密を探るという場面があった。

　これにも華丸が反応し、「屋台の内輪話はすぐバレる。筒抜け」と、自身の経験からの発言をして笑わせていた。

「華大といえば、屋台ネタ。博多の屋台でのエピソードを語る機会は多いですし、『アメトーーク』（テレビ朝日系）にも“博多屋台大好き芸人”として出演。特に華丸は屋台通として知られていて、地元の福岡放送で『博多はなまる屋台道』なんて番組までやっていた、いわば“屋台のプロ”。『まんぷく』に屋台シーンが多く登場するのは、彼らもうれしいんじゃないでしょうか」（お笑いライター）――これからも屋台シーンの後は必見！