柄本佑
柄本佑

 V6の森田剛と女優の宮沢りえ、さらには俳優の玉木宏と女優の木南晴夏など、2018年は人気スターの結婚ラッシュに沸いた。結婚というと人生の一大イベントなのだが、彼ら芸能人カップルがゴールインした経緯を調べてみると、実はどれも興味深いものばかりで……。

 まず紹介したいのが、18年6月に木南晴夏と入籍した玉木宏だ。木南が“母親思い”で知られる玉木に結婚を決断させた決め手は、彼女の“プロ並み”ともいえる料理の腕前にあったという。木南が調理師免許を持つ母親直伝のレシピを参考に餃子などを作っていたことから、玉木の母親はその腕前を称賛。“料理好き”という趣味が合致し、木南と母親の距離が一気に縮まると、玉木は木南との入籍の準備を進めることになったらしい。母親に気に入られるというのは古典的かもしれないが、やはり強い武器になるようだ。

 また、森田剛と宮沢りえが結婚を決断した理由は、心があたたまるものだった。2人の交際発覚当初、離婚した前夫と宮沢の間にできた9歳の長女は森田によく懐き、家族同然の生活をしていたという。だが、どんなに仲が良くなっても、長女は森田のことを「剛くん」と呼び、パパとは呼んでくれなかったことから、宮沢は結婚に踏み切れなかったそうだ。そんなある日、長女が森田のことを「パパ」と呼ぶ奇跡が起こると、宮沢と森田はそれに歓喜。話し合った結果、ようやく結婚を決意したというから、思わず目頭が熱くなってしまう。

 打って変わって、今年7月に会社員男性との婚約を発表した、元ももいろクローバーの早見あかりは、結婚の決め手がなかったのか交際相手から4回もプロポーズを受けている。婚約発表の記者会見で、プロポーズについて聞かれた早見は昨年初めに1回目のプロポーズを受けたことを明かすと、「結婚願望が強かったので“きっとこの方と結婚することになるんだろうな”と思っていました」と告白。だが、早見が「今じゃないでしょう」と「待った」をかけたところ、相手の男性は、そこからあきらめずにプロポーズを続け、その回数は計4回。早見は昨年末に受けた最後のプロポーズでようやく「今かな」と思い、オーケーの返事をしたそうだが、めげることなくプロポーズをし続けた男性の粘り強さには驚かされる。

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