ビートたけし(北野武)
ビートたけし(北野武)

 お茶の間の人気者に、危険信号が灯る! 言語不明瞭、言葉が出ない、情緒不安定。最悪の事態が起こらないことを祈る。

 今年3月、オフィス北野を退社し、新たに立ち上げた会社『T.Nゴン』に移籍したビートたけし(71)。独立したことで映画製作からは一歩距離を取った格好だが、レギュラー番組を6本も抱え、精力的に仕事をこなしている。しかし、プライベートでは、たけし軍団のメンバーや若手芸人、俳優らと飲み歩くこともなくなり、「セミリタイアするのではないか……」との話も出ている。そんなたけしに、「声が出なくなった」と心配の声が関係者から上がっている。

 2017年10月に爆笑問題が所属する事務所のお笑いライブ『タイタンライブ』に「立川梅春」の高座名で出演した、たけしだが、「約25分、落語を披露したんですが、全盛期のキレとはほど遠く、言葉に詰まったり、息切れするなどしていました」(ベテラン放送作家)との衝撃的な目撃談も、すでに出ている。

「90年代後半に、たけしさんはファンだという女子医大生に“姉ちゃん、いい医者になりなよ”と声をかけたことがあったんです。ところが、その女性が医者になって、2005年頃に偶然再会。現在、彼女はたけしさんの主治医になり、健康管理に務めているといいます。たけしさん自身も、体の大きな“変化”に気づいているようです……」 たけしに近い関係者は、こう心配する。

 その一方で、「最近のたけしさんは、語尾が不明瞭で何を言っているのか分からないこともしばしば。言葉が聞き取れないため、テロップが入れられないことがあるんです」 こう嘆くのは、ビートたけしが出演する番組を長年手がける番組制作ディレクターだ。続けて、「最近は急に感情的になったりするので、現場はヒヤヒヤしています」(前同)

 2015年には番組で共演したライターに、勘違いで「おまえ、なんか俺の悪口、週刊誌で書いていたらしいな。よく俺の番組出てこれたな?」と、アウトレイジばりの怖さで詰め寄ったこともある。どうやら“感情”のコントロールがうまくできていないようだ。

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