石破茂「安倍晋三首相を支える」はフェイク?「死んだふり新党」結成計画の画像
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 10月24日から始まった秋の臨時国会。補正予算、外国人労働者枠の拡大、憲法改正案提出と、与野党の攻防が活発化する中、同じく蠢き出したのが、自民党の石破茂元幹事長だという。「安倍晋三総理が3選を決めた9月の総裁選では、唯一の対立候補として出馬。善戦したため、党内で求心力が高まっています」(自民党番記者)

 総裁選では安倍首相が329票の議員票を獲得。対する石破元幹事長は73票だった。「主要派閥がこぞって安倍支持に回る中で、70票以上取ったのは及第点」(前同)と、“石破ここにあり”を印象づけたが、善戦できた理由は竹下派(55人)との連携に成功したから。

「参院竹下派は石破支援で一致、衆院竹下派は自主投票で総裁選に臨んでいました。石破さんの議員票73の内訳は、石破派20票は当然として、竹下派から40票以上は回っている計算になります。残りは無派閥議員の票でしょう」(同)

 石破元幹事長は、竹下派の支援にいたく感激。先日、同派衆院議員2人と、中華料理店で会食している。「竹下派所属の橋本岳氏と渡嘉敷奈緒美氏です。橋本氏は橋本龍太郎元総理の次男。2008年の総裁選では石破陣営の選対に入り、汗をかいていた“隠れ石破派”です。安倍昭恵総理夫人と、中学・高校と同級生の渡嘉敷氏も、やはり石破氏に近く、昨秋の衆院選では、苦戦していたところを石破さんが応援演説に駆けつけるなど、蜜月の関係です」(党関係者)

 石破元幹事長の狙いは、自派勢力の拡大だという。「石破派は20人の弱小派閥ですが、竹下派の半分程度を合流させることができれば、陣容は50人程度に膨れあがります。今のところは、“総理を支える”と表明していますが、一方で“竹下派乗っ取り”の動きを加速させています」(前同)

 取り込みが順調に進めば、来夏の参院選が“決起”のタイミングになるという。「改憲案などをめぐり、今後、国会が大荒れになることは必至です。消費税率アップも控えているため、安倍政権が動揺する可能性は高い。その際に党内で“安倍降ろし”が起こらなければ、石破さんは、50人程度のシンパを引き連れて、党を割るはずです」(同)

 野党第一党の立憲民主党に肉薄する50人規模の石破新党が誕生したら、いきなり政界のキャスティングボートを握ることも可能となる。面従腹背の“死んだふりクーデター計画”は、実現するか!?

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