小西真奈美
小西真奈美

 女優の小西真奈美が女優デビューして20周年となる今年、ミュージシャンとして本格デビュー。10月31日に放送された『スッキリ』(日本テレビ系)で生歌を披露し、そのクオリティの高さが視聴者の間で話題になった。

 この日、小西真奈美は番組内の“HARUNAまとめ”のコーナーに、ゲストとして登場。「女優さんとしてゲストに出させていただくときでも、生(放送)は緊張しますのに、もう“今日は歌だ!”と思って」と、生歌を披露することでかなり緊張している様子だった。

 その後、10月24日にミュージシャンとしてメジャーデビューしたことが伝えられ、VTRで小西のこれまでの活躍が紹介された。小西は2016年に初出演した『KREVAの新しい音楽劇「最高はひとつじゃない2016 SAKURA」』がきっかけで音楽活動を始め、昨年、インディーズでミニアルバムをリリース。そして10月24日に小西が全曲を作詞作曲したアルバム『Here We Go』でメジャーデビューし、その中で本格的なラップにも挑戦していることが伝えられた。

 すると、小西真奈美が全曲を作詞作曲していることに驚いた加藤浩次が、これまで音楽制作をしていたのか質問。小西真奈美はかつてギターを練習したのだが爪が割れてしまい、ドラマ収録で手元を撮影するときにスタッフから苦情を受けたエピソードを披露した。そして今回の制作では打ち込みで作ったトラックを、プロデューサーを務めたKICK THE CAN CREWのKREVA(42)に聞かせ、「ここにこういう音が欲しくて」と説明しながら作っていったと制作過程を語った。

 また、ハリセンボン近藤春菜(35)が具体的な作詞作曲の方法を聞くと、小西真奈美は「私はだいたい、サビの部分の歌詞とメロディーが同時に浮かんでくることが多い」と回答。さらにそれを口ずさんでいると、「(頭の中に)映像が出てきたりするので、それを基に“ラップにしようかな”、ラップじゃない曲も作っているので“ラップじゃない曲にしようかな”とかっていうのをどんどん決めて作っていくっていう感じです」と、その独特な作曲法を説明した。

 また、音楽活動を始めるきっかけについて、出演したKREVAの音楽劇でのエピソードを披露。事前の練習で初めてラップをしたときに、それを聞いたRHYMESTERのMummy-D(48)やラッパーのAKLO(年齢非公表)から「真奈美ちゃんのラップは独特だからもっとやったほうがいいし、作ったほうがいいよ」と言われたのだという。これを聞いた加藤浩次が「仕事でラップやって褒められて、“やってみようかな”ぐらいな感じになっていったってことですね?」と確認すると、「最初は、はい。そうでした」と答えていた。

 その後、小西真奈美は『Here We Go』を披露すると、加藤浩次は「完璧だったんじゃないですか? 小西真奈美ワールドでしたよ、新たな。かっこよかったです」と絶賛。その独特な世界観と楽曲のクオリティの高さには視聴者も驚いたようで、ツイッターでは「小西真奈美の知られざる才能。驚いた。天使のような笑顔もかわいいし」「ギャップすごいな。小西さん。まさかのヒップホップ!」など、意外な才能に絶賛の声が相次いでいた。

 また、音楽の才能だけでなく、40歳には見えない若々しい美貌にも、驚きの声が多く寄せられていた。小西真奈美の若さの秘訣は、キャリア20年にもかかわらず新しい道に踏み出そうとする、そのバイタリティにあるのかもしれない。

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