斎藤工
斎藤工

 10月29日放送のドラマ『ハラスメントゲーム』(テレビ東京系)に、俳優の斎藤工(37)がゲスト出演。一筋縄ではいかない役柄を演じ、視聴者からは「納得の配役」との声が上がったようだ。

 同ドラマは、大手スーパーのコンプライアンス室に寄せられる“ハラスメント事件”をテーマにした物語。唐沢寿明(55)演じるコンプライアンス室長の秋津渉が、部下の高村真琴(広瀬アリス/23)とともに、さまざまなハラスメント問題に対峙するという内容だ。

 今回の第3話では、育児のために労働時間を短縮できる“イクメン時短制度”を利用している男性社員の徳永悠馬(斎藤)が登場。しかし、どんな多忙なときでも育児を理由に帰宅する徳永に、上司や同僚から不満の声が上がり、徳永は「パタニティハラスメントではないか」と、コンプライアンス室の秋津らに訴えた。

 この“パタハラ”とは、育児のために休暇や時短勤務をとる男性社員に対する嫌がらせ行為を指す言葉。夫婦共働きの徳永は、1歳3か月の子どもの面倒や家事を担当するために、イクメン時短制度を申請したと説明すると、真琴は「当然の権利ですよ!」と徳永を擁護。徳永は「制度はあっても、まだまだ(男性の育児に)理解がないのが現実」「僕はただ、子どもを無事に育てたいだけなんです」と主張した。

 しかしその後、秋津らの調査によって、イクメン時短で早く帰宅している徳永は、育児をテーマにした動画投稿をネットで行っていることが判明。その動画で、メーカーからの協力費や広告費など、月に30万円ほどの副収入を得ていることが分かると、秋津は服務規程違反だと指摘した。一度は秋津に謝罪し、すぐに副業を辞めることで見逃してもらった徳永だが、すぐに別のアカウントで動画投稿を再開。あらためて秋津から自主退職するよう勧告されたが、徳永は逆ギレをして拒否。

 秋津に、イクメン時短制度を悪用する「ブラックイクメン」だと指摘された徳永は、実はイクメンパパですらなく、家庭では育児にほとんど関与していないことまで見抜かれていた。秋津が「おまえはクズ中のクズだ。甘えるな!」と厳しく指摘すると、徳永は自主退職することを宣言し、「絶対成功してやる」「あんたらや会社、見返してやるからな」と言い放った。

 単なるイクメンパパ役ではなかった斎藤の役柄に、視聴者も納得の様子で、ネットでは「イクメンパパ役が斎藤工で“セクシーなパパだなー”とか思ったら案の定の展開」「斎藤工が平凡なイクメン役なワケないじゃん、と思ったら予想通り黒くて最高」「斎藤工、未婚なのにイクメン役とか。しかも裏の顔あるとか最高」「斎藤工が旦那なら、仕事辞めてユーチューバーでもいいじゃないか」など、最終的には斎藤らしい役だったことを指摘するコメントが目立っていた。

 映画監督や写真家としても活躍する個性派俳優だけに、普通のイクメン役のワケがない!?

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