新垣結衣
新垣結衣

 女優の新垣結衣(30)と俳優の松田龍平(35)がダブル主演を務めるドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)での、2人のベッドシーンの微妙な描写が視聴者を騒然とさせたようだ。

 話題のシーンは10月31日に放送された第4話のもの。前回のラスト、晶(新垣結衣)とケンカした恋人の京谷(田中圭/34)は、タクシーの中で呉羽(菊地凛子/37)に強引にキスされ、その勢いのまま一線を越えてしまった。結局、京谷は嘘をつくことに耐えきれず、晶に呉羽との過ちを自ら白状してしまう。晶は京谷の謝罪に耳を貸そうともせずに家を飛び出し、行きつけのビアバー「5tap」へ。恒星(松田龍平)に偶然出くわすと、2人でクラフトビールを次々と飲み干していく。

 そして、カウンターに並んだ恒星を見つめると、晶は「バカに、なります?」と誘う。恒星の事務所に移動した2人はキスをするかしないかについてグズグズとしたやりとりを続け、ムードは盛り上がらない。ベッドに並んで座り、ラム酒をストレートで飲み始めるが、それでも、会話の内容は京谷と呉羽のことばかり。恒星は「なんで俺たちはベッドの上で、こんな色気のない話をしてるんだ」とグチると、ついに晶をベッドに押し倒す。キスをしようとする恒星に、晶は「酒臭い……」とポツリ。すると、恒星は「お互いさま。ラムなら甘いよ」とささやくと、晶のグラスを取り上げ、メガネを外して晶の耳元に顔を埋めた。

 晶は抵抗しなかったのだが、冷めた声で「私たちって今、誰のために寝てるんでしょう……」とつぶやいた瞬間、恒星は飲みすぎてしまったのか、寝落ちしてしまう。それに気づいた晶は「最中に寝る男……」と笑い出し、恒星の長い腕を払いのけた。

 翌日、恒星が目覚めると、晶はおらず「眠れなかったんで、飲んじゃいました」という書き置きと、空になったラム酒の瓶が。この、未遂となったベッドシーンに、視聴者はツイッター上で「ドキドキして息が止まるかと思った、久々のときめき〜!」「世に残るベッドシーンだったと思いますよ」と興奮が抑えられない様子。また、松田龍平が色っぽかったという反応も多く、「恒星の色気どうにかして。細かい仕草の演出がどれも色気ダダ漏れで困る」「“ラムなら甘いよ”って、えっちすぎじゃないですか?」と、ファンをメロメロにしたようだ。

 さらに「ラム全部飲んだの!? そりゃ強いわ晶w 送り狼には遭わないタイプだなw」「あんなにお酒飲んでもバカにならないところすごすぎる。だってビール5杯にラムでしょ?」と、晶の底なしの酒の強さや、先週、呉羽が恒星は“最中に寝る男”だと暴露していたセリフが回収されたことに驚く声も多かった。また、来週の予告では、晶と京谷の元カノの朱里(黒木華/28)の直接対決や、パワハラ社長への反撃の始まりを予感させたため、ツイッター上では「やっと面白くなってきた」などと、今後の修羅場的な展開に期待が高まっていた。

 しかしネット上での盛り上がりとは別に、視聴率は初回の放送から下り坂で、この第4話では6.7%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と急落してしまった。プロ野球日本シリーズの放送が延長した影響もあったかもしれないが、初回から出演者たちのどうにも煮え切らないシーンが続き、視聴者がついていけなかったこともその一因だろう。次回から物語は新たな展開を見せるようだが、視聴率の回復はあるのだろうか?

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