麻生太郎財務相、ミスター厚顔が辞任すべき3つの理由の画像
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「不摂生が理由で病気になった人の医療費を、健康のために努力している人が負担するのはアホらしい」

 10月23日の記者会見でまたも飛び出した“麻生節”。「麻生太郎財務相は10月16日にも、記者の質問に“特にねえよ、それで?”と横柄に返答しています。失言癖はもはや不治の病でしょう」(全国紙政治部記者)

 失言のたびに国民からは“辞めろコール”が起きるが、安倍第2次内閣発足以来、実に丸6年近く、そのポストに居座り続けている。「安倍首相は予定通り、来年10月に消費税を10%に再増税することを明言しましたが、これは予想以上に日本経済に大打撃を与えるおそれがあります。というのも、現在、トランプ米大統領が行っている大規模減税、財政出動の効果が来年前半には切れてしまうと予想されているためです。となれば、日本でもリーマンショック時のように、中小企業がバタバタ潰れることも予想され、その直後に消費増税となると、庶民生活はドン底に陥る可能性があります」(経済誌記者)

 だが、麻生財務相が“これ以上延期できない”と推し進める消費増税に安倍首相もNOと言えない状況だ。「内閣改造で支持率が微増したものの、参院選の前哨戦である沖縄の選挙では3連敗。安倍一強が揺らぐ中、与党内で強力なパワーを持つ麻生財務相に反目に回られては、政権維持が難しい」(前出の政治部記者)

 もはや、来年の増税、再び訪れる大不況を避けるためにはミスター厚顔・麻生財務相が辞任するしかない。「景気を省みず増税を強行するということだけでも財務相は辞任すべし」(前同)

 他にも、辞任に相応する理由は十分すぎるほどある。「まず、例の森友問題で財務省は公文書を改竄。しかも1年以上にわたり国会を欺くという前代未聞の不祥事を起こした。なのになぜ、そのトップがいまだ引責辞任しないのか。この問題が解決しない以上、参院選で自民党は相当厳しい戦いとなるでしょう」(野党議員)

 第3の理由は、庶民の実態を知らなさすぎることだ。「キャッシュレス化を推進すべく、クレジットカードでの購入で“2%分のポイント還元”を提案しましたが、そもそもクレジットカードを持てない国民が多くいることを分かってないのでは。それに、新たにカード決済を導入する中小店舗の負担も増大。結局、弱者が苦しむ構図になっています」(経済部記者)

 厚顔財相のトンチンカンな政治はこれ以上、御免だ。

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