工藤静香
工藤静香

 今年デビューした芸能界の大型新人といえばKoki,(15)。言わずと知れた、木村拓哉(45)、工藤静香(48)夫妻の次女だが、5月発売の『エル・ジャポン』(ハースト婦人画報社)でいきなり表紙モデルとしてデビューしたかと思うと、8月には日本人で初めてとなるイタリアの高級ブランド「ブルガリ」のアンバサダーに就任。9月には「シャネル」のビューティーアンバサダーにも抜擢された。

 このKoki,のいきおいに負けず劣らずなのが、母・工藤静香。娘の“マネージャー役”に加え、自分の仕事でもイケイケ。その中でも、ディナーショーが例年以上のボリュームになっているというのだ。

「工藤静香の今年のクリスマスディナーショーは、11月25日の愛媛の会場を皮切りに、鹿児島、新潟、愛知、東京など全国で行われるのですが、東京以外の地区で行うディナーショーがすべて二部構成なんです。昨年まではどの会場でも一度の公演だったので、今年はショーにかける本気度が違います。また、愛媛の今治は、工藤にとって初の四国。この勢いで、全国制覇を狙っているのかもしれません」(芸能記者)

 チケット料金は多くのところで一会場3万9000円とけしてお安くはないが、熱心なファンによりチケットはかなりさばけているという。

「豪華な食事を堪能できて、他の歌手では普通ないオリジナルのおみやげもつく。それより何より、生バンドをしたがえた工藤静香の歌声を間近で聞くことができるんですから、十分モトが取れる料金設定だと思います」(前出の芸能記者)

 おみやげは例年、マグカップ。デザインは毎年異なるのだが、彼女の愛犬の写真や彼女自身のポートレイトなどがプリントされた“工藤ワールド”全開のマグカップだ。さらに、ディナーショーの会場には二科展入賞歴のある工藤による絵画も“ドヤ”とばかりに飾られているという。

「またディナーショーでは他では聞けない、工藤による“主人は……”といったキムタクを匂わせる発言もお得。今年は、Koki,の話も必ずするでしょうね。もしかしたら、どこかの公演でサプライズ登場もあるかもしれませんよ」(前同)

 Koki,の活躍もあり、大きな話題を集めそうな今年のディナーショーだが、最大のポイントは工藤自身の歌声だという。昨年、工藤のディナーショーに参加したというファン歴25年の女性誌編集者はこう説明する。

「80年代に活躍した歌手が、復活してコンサートを行うことが最近増えていますが、工藤静香のすごいところは、けっしてキーを下げないということなんです。あの年齢でオリジナルキーで無理なく歌い続けるのは本当にすごい。最近はKoki,さんのマネージャー的な活動もしていて相当な多忙が予想されますが、合間を縫ってトレーニングをしているのでしょう。彼女の歌声を聞いたファンは、帰り道にみんなポーッと顔を赤らめていますね」

 “主人”にもKoki,にも負けない、工藤静香のプロフェッショナルなショー、一度は見てみたいものだ。

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