■鈴木拓はブラジリアン柔術で芸人の腕を折って

 みやぞん同様、見た目は弱そうなうえに“ダメ芸人キャラ”の、お笑いコンビ・ドランクドラゴン鈴木拓(42)も、油断ならない。「鈴木といえば、バラエティ番組では“イジられキャラ”ですが、ブラジリアン柔術を長年やっているんです。養成所にいた頃、芸人仲間10人と対戦して、そのうち3人の腕を折ったという“関節技の鬼”でもあります」(キー局社員)

 鈴木の恐ろしさは、それだけではない。「鈴木は、テレビで自分をおちょくる芸能人がいても、心の底で“どうせ、やりあったら、いつでも命を取れる”と考えているそうです。内に秘めた狂暴性にはゾッとさせられます」(前同)

 得意技は“復讐の関節技”。戦闘力は96となった。前出の片岡氏も、鈴木の強さは本物だと語る。「柔術はステゴロにおいて、最も効果的な格闘技と言えます。接近戦でつかまれたら最後。一気に関節を決められて、ジ・エンドです。何より、見た目が弱そうな人には相手もナメてかかってくるので、組み伏せやすいでしょうね」 テレビで見せるダメダメなキャラも、実はケンカに勝つための秘策なのかも!?

 一方、強さは何も腕力だけで決まるわけではない。「ケンカに強いタイプは大きく三つあります。一つは格闘技経験者、もう一つは喧嘩慣れした元不良、そして三つ目はハッタリが効くヤツです」(前同)

 その「ハッタリ」を得意技としているのが、品川庄司品川祐(46)だ。相方の庄司智春と同じく筋トレに励み、鍛え抜いた体をSNSなどで披露。さらに、自身の半生を描いたヤンキー漫画『ドロップ』(リトルモア)が映画化されて大ヒットしたこともあって、元ヤンのイメージが強いが、「中学時代の写真を見てビックリ。眼鏡をかけた暗そうな優等生でしたよ」(芸能記者)

 元ヤン伝説自体がハッタリなのだ。とはいえ、肝っ玉の強さはなかなかのもの。「品川が事務所でスタッフと映画の打ち合わせをしていると、松本人志がやってきたんです。松本は事務所No.1の大物芸人ですから、挨拶をするためにスタッフが全員、打ち合わせの席から離れてしまった。そのことに品川は激怒して、“松本ッ!”と怒鳴り散らした、なんてスゴすぎる伝説もあります」(前同)

 嘘か本当かは不明?だが、そんな伝説が飛び交うところが品川のケンカハッタリ道。戦闘力は85。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4