安倍昭恵夫人
安倍昭恵夫人

 10月下旬、安倍首相が習近平国家主席との会談のため訪中しましたが、同行した昭恵夫人は、ハロウィンのときの若者のように、ずいぶんはしゃいでいましたね」(全国紙記者)

 森友問題で、財務省職員から自殺者が出た今年3月以降、就いていた60近くもの名誉職などの大半を辞職し、活動自粛に追い込まれていた安倍昭恵首相夫人。ところが、中国では安倍首相をさしおいて、関心があるエコや教育、医療施設現場を回り、「これからも何度も北京へ」と、うれしそうに語る始末。その変わり身の早さに、日本国民からは怒りの声が噴出している。「森友問題では、疑惑のド真ん中にいたにもかかわらず、閣議で“首相夫人は公人ではなく私人”と決定。内閣は野党からの厳しい追及を振り切った。安倍首相の“妻は私人だから疑惑とは関係ないし、国会に招致する必要もない”との言い分が通ってしまった。ならば、なぜ、昭恵夫人を中国に同行させたのか。私人でも首相の海外出張に同行する場合には、“首相公務補助”ということで夫人の費用も税金で賄われる。実際は公人扱いなんですから……」(野党議員)

 他にも、「今からでも森友問題で国会招致を!」という声のみならず、消費税率10%引き上げの話題がかまびすしいこの時期、「そんな無駄ガネ使うなら8%に据え置けよ!」という声まで飛び出している。永田町ベテラン記者は、こう漏らす。「6月の訪ロ、9月の訪米にも昭恵夫人は同行。向こうでは森友問題など知られていないから、いい息抜きになったようです。過去、トランプ夫妻と会食した際には、一人泥酔し、ヒンシュクを買っていました」

 まさに反省なし。しかも夫人外交は、国益さえ損ねかねないリスクも高そうだ。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は、こう見る。「首相夫人は公人と私人、どちらの要素も持つファーストレディという言い方が適切だと思います。ただし、どちらの要素が強いかといえば公人でしょう。ですから当然、行動には慎重さが求められます。証人尋問はともかく、ファーストレディとして説明責任も果たすべき。あれだけ疑惑が大きくなり、いまだ一度として記者会見さえしないのは問題です」

 ぜひとも真実を明らかにしてほしいところだが、ある消息筋がこう話す。「実は9月の自民党総裁選では、夫婦一緒だと票が逃げるし、一人にしておいて、また問題を起こされてはたまらないと党内部の厳しい意見もあって、昭恵夫人は首相のお膝元・山口県下関市に“蟄居”させられていたそうですよ」

 無駄に血税を使われるくらいなら、いっそ、そのままにしておけばよかった!?

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