オードリーの若林正恭(40)が、相方の春日俊彰(39)のボケについて不満を爆発させるも、自身のボケ時代の黒歴史を暴露され逆に謝罪をしていた。
このやりとりがあったのは、11月8日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で、かまいたちの濱家隆一(34)がプレゼンした、“元々ボケやってたツッコミ芸人”の回に若林が出演したときのこと。相方の春日も“現役ボケ”としてゲスト出演した。
若林と春日は2000年にナイスミドルというコンビ名でデビュー。2005年にオードリーに改名したが、その頃までは春日がツッコミ担当だった。若林は当時の春日について、“東洋一のツッコミ”と書かれたタスキをかけてツッコミをやっていたと振り返った。
続いて、若林はプライベートでも赤い衣装を着てキャラを通しているメイプル超合金のカズレーザー(34)を例に出し、春日はプライベートでマスクとメガネと帽子、さらにフードをかぶって歩いていると暴露。これが天才タイプのセンス系ボケの人なら理解できるとしたうえで、春日に対しては「生きいてることが面白いくせに、オン・オフのスイッチを持つなよ!」「しゃべらないんですよ、ぜんぜん!」と、ふだんから面白さをアピールしようとしていないとダメ出し。
これに、春日が「本番では頑張っている」と反論したが、若林は「本番前にしゃべんないで、本番もしゃべんないんですよ」とバッサリ。さらに、若林は自身が司会のクイズ番組に春日が回答者として出たとき、1回もボケずになおかつクイズで優勝してしまったと明かし、「相方の番組で優勝するなよ! (ツッコミが)難しいぜ!」と、春日に対する不満が爆発。
しかし、若林がボケをやっていた頃のコントの映像が流れると、ネタがスベっているうえに、春日と同じように「ポイ、ポイ!」と大きな声でボケていて、出演者たちは冷めた笑みを浮かべてしまう。すると、“現役ボケ”としてゲスト出演してた、かまいたちの山内健司(37)に「若林さん(春日の)“トゥース!”をバカにしてましたけど、“ポイ、ポイ!”(もヒドい)」と、春日のことを責められないと指摘。若林はバツが悪そうに「もう二度と“トゥース!”をバカにしません」と、頭を下げて謝罪していた。
そんな若林の姿に、視聴者はツイッター上で「みんな黒歴史ありますね。そういうもんですね、元気出ました」などと大ウケ。また、最近、マンネリ化していて、打ち切りさえも噂されていた本番組だったが、「やはり実力者がそろうときの『アメトーーク!』は格別に面白い」「今年一番面白かったと言っても過言ではない」など、今回は神回だったと大好評だった。