田中卓志(アンガールズ)
田中卓志(アンガールズ)

 2018年6月27日放送のラジオ番組『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)に、アンガールズ田中卓志が出演。イジメから解放されたきっかけについて語った。

 田中の学生時代は“暗黒中の暗黒の中”で、さまざまなイジメを受けていた。しかし、サッカーでキーパーをやらされていたとき、ボテボテの緩いゴロを、横っ飛びで取ったところ、“めちゃくちゃウケた”という。それをきっかけにイジメの主犯格だったサッカー部の同級生に認められ、イジメられなくなった、と明かしていた。

 人気俳優の松坂桃李は、バラエティ番組に出演するたびに自身について「友達が少ない」「ネクラ」と語り、休日は一人で過ごすことが多いとも明かすなど、人づきあいはあまり得意ではない様子。2012年に出演した『情熱大陸』(TBS系)によれば、幼少期はイタズラ好きでヤンチャだったものの、小学生時代に「桃李(とおり)」という名前が女の子みたいであることからイジメられ、クラス全員のことが嫌いだったという。机に落書きをされたり仲間外れにされるなどのイジメに遭った影響で、松坂は、波風が立たぬよう控えめを心がけるようになったそうだ。

 映画『アナと雪の女王』のアナ役の日本語吹き替えを務めてブレイクし、今年4月には「菊田一夫演劇賞」を受賞した神田沙也加は、2015年発売のスタイルブック『Dollygirl』(宝島社)で、寮生活を送った中学時代はイジメに遭い、つらいことしかなく、転校を4回繰り返したと告白している。松田聖子の娘ということで目立ってしまい、寮生活のため逃げ場もなく、沙也加は暗い思春期を送ったようだ。

 人気バンド「SEKAI NO OWARI」でキーボードを弾くSaoriも、小中学校時代はイジメられっ子だったと明かしている。セカオワメンバーのインタビューを収録した公式ヒストリーブック2015年発売の『SEKAI NO OWARI 「世界の終わり」』(ロッキング・オン)によると、Saoriは小学校1、2年生の頃から体育でペアを組む相手がいないようなタイプで、友達がいないことに悩み、ランドセルに「死ね」と書かれる、靴に画びょうを入れられるなどの被害にあったという。それでも気が強かったSaoriは「私はいじめられっ子なんかじゃない」と「プライドだけ」で学校に行き続けたそうだ。

 イジメを乗り越えて成功した芸能人たち。彼らの姿を見れば、イジメられっ子も勇気を持てるかもしれない?

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